「頭二つ抜けたる吾子と風薫る」の批評
回答者 慈雨
添削した俳句: 頭二つ抜けたる吾子と風薫る
田上大輔さま、こんばんは。
いやいや、地には程遠いです…田上様の方がずっと近いかと。私の句もガンガン添削してほしいです。
何はともあれ、お互い頑張りましょう!
(私も決して「もう基本は身に着いた」と思っているわけではなく、それはそれで勉強中ですよー)
御句、季語の選択も良く、爽やかな印象の一句ですね!
気になる点はすでにイサク様がコメントされていてあまり加えることがないのですが、やはり「頭二つ抜ける」が何かしらの能力のことか、背丈のことかで迷いました。
また、背丈のことだった場合、自分(親)との比較なのか、同級生との比較なのかでも迷いました。
あとは好みの問題かもしれませんが、「吾子と」の言い流しがどうかな…と。
読者としてそれに続く言葉は何だろうと考えるわけですが、この構成だと「吾子&風が薫っている」ようにも見えてしまうのがやや気になりました。
せっかくだし「結婚」を入れて、
・結婚の子の丈高し風薫る
とか…句意が変わっていたらごめんなさい。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1