俳句添削道場(投句と批評)

慈雨さんの添削最新の投稿順の332ページ目

「母の日の宅配便心待ち」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 母の日の宅配便心待ち

もなか様、はじめまして。
俳句の世界へようこそ!よろしくお願いいたします。

素敵なお子さんですねーほっこりします。

俳句は五・七・五が基本の型なのはご存じかと思います。
御句は中七が「た/っ/きゅ/う/び/ん」で六音しかなく、五・六・五(「きゅ」は一音です)。
「字足らず」の句になっていて、リズムが良くないのが難点ですね。

ひとまずそこを直すのと、上五を「や」で切ると俳句らしい形(韻文と言います)になります。
・母の日や宅急便を心待ち

あとは「心待ち」という内面的な気持ちではなく、客観的な描写を意識して、読者に「きっと作者は宅配を心待ちにしてるんだろうな」と想像してもらうと深みのある句になると思います。
・母の日や近づいてくるバンの音

ぜひ俳句を楽しんでください!

点数: 1

「母の日の宅配便心待ち」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 母の日の宅配便心待ち

再訪です。
すみません、「宅配便」を「宅急便」と読み間違えてコメントしてしまっていました。ごめんなさい!
(「宅配便」も6音で字足らずになってしまっているのは皆様からコメントのある通りです)
失礼しましたm(_ _)m

点数: 0

「入れ替わる子らを見続く柳かな」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 入れ替わる子らを見続く柳かな

小沼天道さま、こんばんは。
いつの時代もそこにあり続け、春に葉を出す柳。いいですね。
(念のため…コメントにある「立っている柳」という意味だけでは、一年中存在するので季語にはなりません。春に緑の葉をつけてこその春の季語です)

〇横からですみません。前の方のコメントに関連して…。
文語としての「続く」には自動詞と他動詞があり、それぞれ活用形が異なります(自動詞はカ行四段、他動詞はカ行下二段)。
他動詞なら連体形は「続くる」となりますが、この句の場合は自動詞のはずなので、終止形も連体形も「続く」で合っていると思います。たぶん。

ちなみに↓のサイトは割と使える気がします。もちろん書籍があった方がいいと思いますが。
https://kobun.weblio.jp/content/%E7%B6%9A%E3%81%8F

なお、そもそも「見続ける」の文語は「見継ぐ」という言葉になるようですが、ちょっと馴染みのない言葉で使いにくいですね。

〇原句のままですと、色んな子たちが入れ代わり立ち代わり、柳の下を走り回っているようにも読めそうです。「入れ替わる」という言葉は要推敲な気がします。

俳句は「一瞬を切り取るもの」と言われ、こういう長い時間経過を含む内容を詠むのはけっこう難しい(17音では短すぎて、説明だけで終わってしまいがち)です。
挑戦するなら、極力シンプルにしたいですね。
特に「見続ける」という柳の擬人化が必要かどうか、考えたいです。
子どもと柳の存在を描写するだけにとどめ、「きっといつも子どもたちを見守っているんだろうな」と読者が想像してくれることを信じてみてはどうでしょうか。

提案句、ヒッチさんと似ていますが…
・訪ねくる子らの移ろひゆき柳

長文失礼しました。またよろしくお願いいたします。

点数: 4

「何もかも高い世なれどカーネーション」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 何もかも高い世なれどカーネーション

なお様、こんばんは。
御句、もちろんカーネーションですから真っ先に母の日が浮かぶと思います。
「何もかも高い」も、何かの高度のこととは考えにくいので、物価高と通じると思います。

内容についてですが、何ともなお様らしい一句ですね。
いつも思うんですよね~この不思議な感覚。
「何もかも高い世」は説明だと思うんですが、なぜか詩的な味があるというか、ただの説明とは違うというか。
うーん、うまく言語化できない(真似もできない)ので、誰か詳しく分析してほしいです(笑)。

「高い」→「高き」は既に皆様から出されているとして。

「なれど」はやや主観の混じった表現で、変えてもいいかもしれないな…と思いました。
「高き世なれど」ですから、「物価高だけどカーネーションは買った(または、買う予定)」ということかと思います。それならはっきり、買ったという映像を描写した方がいいような。
・何もかも高き世で買ふカーネーション

あるいは、買ったかどうかをボカすなら完全に取り合わせの形にして、
・何もかも高き世の中カーネーション

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「寝転びて躑躅の友となりにけり」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 寝転びて躑躅の友となりにけり

頓さま、こんにちは。
「平凡な~」へのコメントをありがとうございました。
深く鑑賞していただいて嬉しいです。 
どこに余韻を出してどこを具体的に描写するか、季語のことなど、色々勉強になりました。
足元に…などとんでもないです。ぜひガンガン添削してくださいね。

土筆の句の方まで見ていただいたのですね!ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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