俳句添削道場(投句と批評)

慈雨さんの添削最新の投稿順の304ページ目

「さざめくや桜の城を異邦人」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: さざめくや桜の城を異邦人

再訪です。
ご丁寧な返信と、私の句へのご感想もありがとうございます。

あ、そうでしたね。。
私は「干天の慈雨」という俳号で投稿しております。
またよろしくお願いします。

点数: 0

「猫の恋アタシは塾へ行ってきます」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 猫の恋アタシは塾へ行ってきます

るる様、こんばんは。
ご報告の必要はないかもしれませんが、一応…。
以前、こちらの句へのコメントでお伝えしていた「あたし」の句ですが、俳句生活というサイトで掲載されました。
俳句生活・「人」選(兼題:春泥)
・春泥や私の対義語はあたし/干天の慈雨https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/haiku/#

それはさておき、るる様はこういったところへの興味はないでしょうか?
『俳句ポスト365』や『俳句生活』などにはこの道場の皆様もけっこう投稿されています(もし既に投稿されていたらごめんなさい)。
俳句は人と競うためのものではないですが、プロの俳人に自分の句を見てもらえる場でもありますし、やっぱり入選すると嬉しかったり、いい刺激になるんじゃないかと。
あと単純に、るる様の実力と上達速度を見ていると、いい結果が出るんじゃないかという気がしています。入選句に道場の方の名前があると嬉しいですし(笑)。
もし興味があれば、見てみてくださいー。
お返事不要です、添削道場と別の話で失礼しました。

点数: 1

「待ち人の姿かき消す花吹雪」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 待ち人の姿かき消す花吹雪

東野宗孝さま、こんばんは。
頑張られていますね。ひとまずこちらに失礼します。

〇「待ち人の姿かき消す」… ということは、「さっきまで待ち人の姿が見えていたが、花吹雪によって見えなくなった」という句かと思いました。
まだ来ていないのなら、かき消されてはいないのでは…?

季語「花吹雪」の一物仕立てに近い形ですね。
ダメではないですが、以前にもコメントした通り、一物仕立ては季語の説明に陥りやすく、非常に難しい型です。
取り合わせ(季語5音+季語と関係のない12音)の方が作りやすいと思いますが、どうしても一物仕立てで詠みたいですか?
一応、原句に近い形で取り合わせにするなら、こんな感じかと↓
・待ち合わせ時刻にひとり花吹雪
(取り合わせの形に変えているのがわかるでしょうか?)

〇同時投句されたすべての句で「~の感情を表現したい」とコメントされていますが、そもそもというところで、俳句は感情を詠むには向いていないと思います。
人の感情は非常に複雑で、それを表現するには俳句は短すぎます。感情を表現したいなら、詩や短歌の方が向いています。
俳句では感情を表現するよりも、淡々と映像を描写するのが定石です。感情は読者が勝手に想像してくれますので。
蛙が古池に飛びこむ音を聞いた芭蕉の感情は?
柿を食べながら法隆寺の鐘を聞いた子規の感情は?
ーーそれは誰にもわかりませんし、100人の読者が100通りに想像します。
映像だけ詠んで、その先は読者に想像してもらう。それが俳句の醍醐味ではないでしょうか。

長文失礼しました。またよろしくお願いいたします。

点数: 2

「ネモフィラの青に切なさ打ち明けて」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: ネモフィラの青に切なさ打ち明けて

るる様、こんにちは。
昨日はご丁寧に返信ありがとうございました。投稿、楽しみにしています☆

御句、先日、春の風花さまが「瑠璃唐草(ネモフィラ)」を季語とした句にチャレンジされていましたね。
同じように新しい季語としてのチャレンジ句でしょうか。良いと思います!(コメント欄に「まだ歳時記には出ていないけど新しい季語として使った」旨を書いておくと親切かもしれません)

コメントにある件について、
「ネモフィラに」ではなく「ネモフィラの青に」としたところに詩がありますね。
ネモフィラと言えば青なので言わずもがなではありますが、敢えてその色を強調しているところから、青さに心を惹かれたんだということが伝わってきます。

その意味は読者に委ねられているのだと思いますが、私は青と言えば若さの象徴というイメージがあり、そういった純真な存在だからこそ打ち明けられた思いがあるのかな、と鑑賞しました(全然違っていたらごめんなさい)。

やはり少し抽象的ではあるので評価の分かれる句かもしれませんが、私は良いと思いました。切なさの具体的な中身よりも、作者が伝えたかったのはネモフィラの青さなんだろうと感じます。

文法は難しいですよね。
「打ち明けて」…「打ち明ける」の連用形「打ち明け」+接助詞「て」。
その後に何か続く言葉があり、それが省略されている形ですね。
これも評価の分かれるところかもしれません。「余韻があって良い」と思う方もいれば「言い切っていなくてモヤモヤする」と思う方もいるかと。
私は言い切りたくなっちゃうタイプなのですが、こういう形もいいですね!
このままいただきます。

長文失礼しました。またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 春惜しむ机の傷をなぞりけり

博充様、こんにちは。
雰囲気があって好きな句です!

細かいのですが2点ほど、気になりました。
〇切れ字「けり」は、「ずっと存在していたけど今気がついたことに対する詠嘆」というイメージです。
なので自分の行動に対して使うのは、ダメではないですが違和感を感じることが多いです。御句の場合ですと「はっ、私は今机の傷をなぞっているのか!」みたいなニュアンスになりそうで。

〇私もなお様と同じく、卒業する生徒が自分の使っていた机をなぞっているシーンを想像しました。
だとすると「春惜しむ」という、もう春が終わってしまうという晩春(4月上旬~5月上旬)の季語は合わないと思いました。
学校ではなく家の机だとしても、この季語を選んだ理由は気になるところです。どちらかというと新生活を始める時期ですからね…。

・なぞりたる机の傷や帰る鳥
とか。句意が違っていたらすみません。

またよろしくお願いいたします。

点数: 0

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