俳句添削道場(投句と批評)

いるかさんの添削最新の投稿順の360ページ目

「水取の果てて星々またたける」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 水取の果てて星々またたける

感じさん、こんにちは

御句拝読しました
これは、、佳いですね!
一歩突破した感じをうけました!
景としても立ってますし、類想からも突破していて、更に風情も感じられます

お水取りの烈しい炎の儀式を終えて闇が戻るも、晴れ晴れとした空には再び星の光が燦々と瞬いている、、
お水取りの安穏を願う本意とこの惑星を祝福するような輝きとも響いているようにも感じます

お水取りの句こそ読んでませんでしたが、一緒に本季語について悩ませていただいていたので、ようやくすっきりいたしました
文句なく本句このままいただきます!

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「青空の枝のつぼみに雪帽子」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 青空の枝のつぼみに雪帽子

まささん、こんにちは

御句拝読しました
本句、佳いですねぇ
青空ののスタートによってぱっと上の方に視線が向き、そうすると枝の蕾に雪がかぶさっている、、
カメラワークがばっちりです

ただ、蕾は春の季語で更に言うと冬の蕾で冬芽という冬の季語もありますね、、
季節は異なりますが雪が出てきますので冬の景にしてひとつ
 青空の冬芽に白き帽子かな

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「修行僧滝傍らの薄氷」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 修行僧滝傍らの薄氷

田上大輔さん、こんにちは

御句拝読しました
滝の季語の件につきましては先の方々からコメントが出ていますね
しかも、水垢離も考えていたのですがすでに出ている感じ、、
折角考えたので足跡がてらにひとつ
 水垢離の僧の隅には薄氷

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「水取りや夫の手強くにぎりをり」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 水取りや夫の手強くにぎりをり

ゆきえさん、こんにちは

御句拝読しました
これは巧い一句ですね
ふとすると描きがちな炎の描写のなしに、お松明の迫力/荘厳さが伝わってきます

なお、「をり」などがくると個人的に他の助動詞の斡旋も試したくなるものですね
「をり」だと静かに握っている印象なので、強く握っていることを表したく「たり」であったり、ふと気づけば握ってしまっていたことに気付く「けり」であったり、、
 水取りの夫の手強く握りけり

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「春炬燵夫婦喧嘩の染み薄る」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 春炬燵夫婦喧嘩の染み薄る

田上大輔さん、こんにちは

御句拝読しました
詠み直しですね
雰囲気も名残もばっちりになっていると思います
染みから長い間使われた春炬燵の本意を感じられ、夫婦の仲直りから炬燵の距離感も感じられます

しかし、まぁ、夫婦喧嘩の染みとは少し物騒ですね、、
血の跡じゃないことを祈ります(笑

さて本句、大分整っていると思いますが下五が少し窮屈な感じがしますでしょうか
少し夫婦の具体性を覗いて句の余裕に回したいと思いました
 春炬燵喧嘩の跡の薄れけり

気が付けば春、冬にやらかした喧嘩の跡もいつの間にか薄らいでいるものだなぁ、という気づきのけりでどうでしょうか
今後ともよろしくお願いします

点数: 1

いるかさんの俳句添削依頼

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回答数 : 10

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