俳句添削道場(投句と批評)

鈴屋いるかさんの添削最新の投稿順の12ページ目

盗み見る無言の君の顔や月

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 盗み見る月に無言の君の顔

なおじいさん、いつも詳細で的確なコメントありがとうございます

句につきましては、悩みどころの通り「月」と「君の顔」の並列のような印象ですね
「盗み見る」も「無言」も「君」に合わせるのであれば、思い切って月をバッサリ切ってみるのもどうかと思いました
・盗み見る無言の君の顔や月 
 #やに切れ字よりも並列感が強くいまいちでしょうか、、よだとアンマッチだし、、

また「盗み見」「無言」「君の顔」「月」で13字あり中々に整形のパターンが限られてくるので、「の顔」が比較的意味が弱いので削れる可能性があるかと思いました
・名月や無言の君を盗み見ゆ

全体としてはロマンチックで情緒の深い良句ですね
私も早くこのレベルまで到達したいものです

点数: 2

「季語なしの俳句投句の秋の夜」の批評

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 季語なしの俳句投句の秋の夜

鷹司晶子さん、こんにちは

「しまった」と書いている時にあわてて秋の夜をブッこんだ感がありコメント込みで面白い句だと思いました(笑)
ただ、鷹司晶子さんは割と有季定型への反発や「穿ち・軽み・滑稽」がお好きなようなので川柳/短歌辺りへの適性が高い気がしています
俳句にふさわしくない、と言っているわけではないので悪しからず
#それにその二つの道場は比較的過疎ってますからね、、、

個人的には大衆句の俳諧から芸術句の俳句へとルネサンス的に分離させた子規の定型観や、虚子の詩中の美に関して場所や時代を問わない普遍性のための有季観は非常に好きだし歴史的にも面白く感じます
#もちろんご存知だと思いますし、私の誤解もあるかもですが

ただ、現状での歳時記の不適合さや有季定型の息苦しさ辺りも理解でき、そういうのは個人的には現代短歌が解決している気がしています
私も俳句で手一杯ですが行き詰った時の手慰み程度に詠みますが、現代短歌辺りですと以下とか好きです

https://www.mottainaihonpo.com/kaitori/contents/cat01/043-2-tanka-yuumei.html
 「複雑な気持ち」 だなんてシンプルで 陳腐でいいね 気持ちがいいね
https://note.com/mk7911/n/nd8dcccc0f048
 言葉ではない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ラン!

まぁ、この話題は宗教論争に近いのであまりコメントするのもどうかと思いましたが、一度有季定型観について会話してみたいですね

点数: 1

「身に沁むや妣の結城の残り香に」の批評

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 身に沁むや妣の結城の残り香に

市村鮎愛さん、はじめまして

本句は非常に情緒のある余韻の深い良句ですね
重箱の隅をつつくと「妣」の正確な読み方とかありますが
そんな小さなことはどうでもよくなるレベルの句だと感じました

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「秋雨や地へ一枚の蝶の翅」の批評

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 秋雨や地へ一枚の蝶の翅

ちゃあきさん、コメントありがとうございました
「迷い筆」の件は短冊に筆をイメージしましたが、流石に時代が違いますねw
私も実際はPCですし、、
あと、5分はデッサンの狂った子供の落書き時代みたいなもので、現在は型を考慮しつつなので5分とかとてもとても、、、
ただ、子供の落書き時代の楽しさはそれはそれでという追憶の気持ちです

さて、本句ですがもう既に皆さんのコメント以上のことはないですね
「蝶の翅」問題はこれに春を全く感じないので問題なしだと私も思います
元句だと地へ落ちる蝶の羽の起点がイメージし辛いのも土谷海郷さんの合羽の案でクリアしていると思います
これからもよろしくお願いします

点数: 0

ポン酢より貰いし酢橘の香りあり

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 賜物の酢橘で作るポン酢かな

佐渡じいさん、こんにちは
雲月の句へのコメントありがとうございました
素人よろしくかっこつけすぎの句で恥ずかしいばかりです、、汗

本句に関してはイサクさんとどうようポン酢で詠嘆するのは少しピントがずれる気がしますね
私も酢橘を主役に詠んでみました
元句の中では「作る」が一番弱いかと思い省略させてもらいました
#ただそうするとポン酢を使ってみると他の方が作ったもので貰い物の酢橘の香りがして驚いた、みたいな句意に寄っちゃいますね、、、

点数: 1

鈴屋いるかさんの俳句添削依頼

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