俳句添削道場(投句と批評)

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秋雨や地へ一枚の蝶の翅

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今日職場で雨合羽を着ようとしたら、シジミ蝶の翅が一枚こぼれ落ちました。知らない間に合羽に付いていたようです。ああ秋なんだなあと感じました。既に取れてしまっている蝶の翅なので季重なり感は薄いと思うのですが、ご意見よろしくお願いします。

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「秋雨や地へ一枚の蝶の翅」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。またもできている句だと思います。基本形もあることながら、「へ」の助詞による翅の動き。瞬間を切り取っているけれど時間軸のある句というのは秀句だなあと思います。長い長い秋雨が句全体を覆っています😊😊
私ごときが言うのもあんですが、ちゃあきさん、見たままを描こうという試みがどんどん磨かれているように感じます。
このままいただきます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋雨や地へ一枚の蝶の翅」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

ちゃあきこんにちは。

まず「へ」という助詞に注目しました。
例えば「に」という助詞だと、既に地面に落ちているというニュアンスになりますが、「へ」としたことで、ひらひらと落ちていく翅の映像とわずかな時間経過が感じられて良いと思いました。
「落ちる」という言葉を使わなくとも、落ちていったとわかるのが助詞の持つ力ですね。

次に季重なり問題ですが、これは解釈がわかれそうな気がしました。
かくいう私は、秋雨という季語を「や」で強調しているのと、蝶本体のことではなく取れてしまった翅のことを詠んでいるので大丈夫だと判断しました。

季語の効果ですが、秋の雨は冷たく骨身に沁みるような雨で、もの悲しさがありますね。
コメントに「ああ秋なんだなあと感じた」とありますが、ポジティブな意味でそう感じたのなら推敲の余地がありそうですが、御句を字面だけで読んだ感じは特に問題ない佳句だと思います。

一応提案句を載せときます。
蝶の翅が落ちる様子を心情を交えず淡々と詠んでみました。

・合羽より秋蝶の翅落ちにけり
・合羽より落ちたる秋の蝶の翅

点数: 2

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「秋雨や地へ一枚の蝶の翅」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん!おはようございます。
いつもお世話になっております。
酢橘のコメントありがとうございます。ポン酢は市販の物ありますが、お酢で作ったり柑橘の酢橘で作ることもあります。

御句
みなさんが秋の蝶の季語で提案していますが、良いと思います。
併せて合羽よりとありますから雨も想像できると思います。

点数: 1

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「秋雨や地へ一枚の蝶の翅」の批評

回答者 鈴屋いるか

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、コメントありがとうございました
「迷い筆」の件は短冊に筆をイメージしましたが、流石に時代が違いますねw
私も実際はPCですし、、
あと、5分はデッサンの狂った子供の落書き時代みたいなもので、現在は型を考慮しつつなので5分とかとてもとても、、、
ただ、子供の落書き時代の楽しさはそれはそれでという追憶の気持ちです

さて、本句ですがもう既に皆さんのコメント以上のことはないですね
「蝶の翅」問題はこれに春を全く感じないので問題なしだと私も思います
元句だと地へ落ちる蝶の羽の起点がイメージし辛いのも土谷海郷さんの合羽の案でクリアしていると思います
これからもよろしくお願いします

点数: 0

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