俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削最新の投稿順の76ページ目

「人参の皮をむくのか芋煮会」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 人参の皮をむくのか芋煮会

水谷さんこんばんは。

口語にすることの軽やかさが出ていていいと思います。
なおじいさんのおっしゃる通り、人参は冬の季語ですが、芋煮会という大きな季語がありますし、内容的に芋煮の材料だとわかるのでいいと思います。

コメントに書かれていることをそのまま俳句にしてもいいと思いました。
・『人参の皮剥く派です芋煮会』
・『人参は皮剥く派です芋煮会』

またよろしくお願いします。

点数: 0

「双六の振りだしもどる秋しぐれ」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 双六の振りだしもどる秋しぐれ

竜子さんこんにちは。

御句
良い場面を切り取っていると思います。
わかっていてやってるかもしれませんが、双六は新年の季語歳時記によると思いますが)なのでこの句は季重なりになります。
一年中できる遊びなので、季重なりは成立させやすい方だと思いますが、やはりちょっと気になるので、メインの季語である「秋しぐれ」を句の最初に持ってきましょう。そうすれば読み手は「秋しぐれ」がメインの季語だとわかった上で句を読み始めます。季重なりを成立させる方法の一つです。
あとは、「戻る」が若干説明的なところが気になりました。

・『秋しぐれ双六はまた振り出しへ』

またよろしくお願いします。

点数: 3

「街のまれ松色変へず残りけり」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 街のまれ松色変へず残りけり

ケントさんこんにちは。

御句
震災への追悼句ですね。
御句で詠まれている一本松、広島原爆の原爆ドーム、長崎原爆の片足鳥居など、災害や戦争から生き残った遺物は人々へ勇気を与えてくれます。

御句の季語は「色変えぬ松」ですかね。
季語のアレンジを嫌う人もいますが、季語の持つニュアンスをちゃんと残した使い方をしていれば私はアリだと思っています。
このアレンジの仕方はセーフではないでしょうか。

気になった点は「街のまれ」で東北震災・津波のことだとわかる人がどれだけいるかです。
かと言って良い対案が思いつきませんが、ストレートに「東北や」としてもいいかもしれません。
あと、下五「残る」でも全然いいですが、「なおそびえる」という書き方はどうでしょうか。

・『東北や松色変へずなほ聳え』

またよろしくお願いします。

点数: 3

「ふんわりと金風香る小路の塀」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: ふんわりと金風香る小路の塀

山田直信さんはじめまして。
よろしくお願いします。

前の句とそれに対するこま爺さんのコメントも拝見させていただいたうえでコメントさせていただきます。
まず、前の句の説明欄に「金木犀の香り」と書かれていましたが、さすがに句からは読み取れないので「金木犀」と独立で書くべきだと思いますが、山田さんが本当に詠みたいのは総合的な「秋風」のことだと思うので、この説明は見なかったことにします。

御句ですが「ふんわりと」という表現がちょっとばかり気になりました。なんというか、五音分足りないから付け足したように感じます。秋の風がきつく香ることはないと思うので、省いていいと思います。
それから「秋風」を「金風」と変えられてますが、秋風をわざわざ金風と表現するための理由が必要になってくると私は思っています。
俳句における秋のイメージカラーは金と白ですが、そういった表現を使うなら紅や黄に色づいた山々の木々や風にそよぐ稲穂といった秋らしい風光・風景が見えてほしいです。※あくまで私の解釈です。

たとえば時間情報を入れてみるのはどうでしょう。
・『秋風の香れる宵の小径かな』

これからもよろしくお願いします。

点数: 1

「梨を剥く父として剥く擬古ちなし」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 梨を剥く父として剥く擬古ちなし

卓鐘さんこんにちは。

御句
「剥く」というリフレインを残しながら三段切れを解消させ、なおかつ御句の内容をそのまま活かすなら
・『梨を剥く父としてぎこちなく剥く』
破調になりましたが、このぎくしゃくしたリズムがまた内容と合っているのではないかと思います。

ちなみに「ぎこちない」ってそういう漢字で書くんですか?
調べても出てこなかったので気になりました。

点数: 1

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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