俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削最新の投稿順の62ページ目

「道中のはじハジ恥や渡り鳥」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 道中のはじハジ恥や渡り鳥

こま爺さんこんばんは。
曼珠沙華の句へのコメント、添削ありがとうございました。
当サイトに来てから何回かトラブルになっているところを見たことがありますが、俳句に想いを込めている分、俳句にダメ出しが入ると自分自身が否定されていると思ってしまう人は一定数いるみたいですね。
私も人の句に意見する際は気をつけてはいたのですが、ああいう結果になってしまいました。

御句
人生に恥や後悔はつきものですね。
負の感情や想いは簡単に消し去ることのできるものではなく、背負っていかなければならないものなんですかね。
渡り鳥との取り合わせは良いと思います。

・『悔いや恥すべて背負って渡り鳥』

またよろしくお願いします。

点数: 1

「隈なきを見るものかはと昼の月」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 隈なきを見るものかはと昼の月

負乗さんこんばんは。
曼珠沙華の句へのコメントありがとうございました。

御句
徒然草からの本歌取りでしたか。
青空にうっすらと出ている昼の月にも風情がありますよね。
我々の行動を「隈なく」見ているのでしょうか。

またお願いします。

点数: 1

「孤児院のタイガーマスク星月夜」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 孤児院のタイガーマスク星月夜

優子さんこんばんは。

これは良い句です。
説明がなくとも日本人ならこのニュースは知っていますからね。
「星月夜」という季語がなんとも美しく、十二音のフレーズと響き合っています。

綺麗な句だったのでコメントを残さずにいられませんでした。
これからもよろしくお願いします。

点数: 1

「酔ひどれて街の外れの花野かな」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 酔ひどれて街の外れの花野かな

負乗さんこんばんは。

御句
花野と酒を取り合わせた句は初めて見ました。
非常におもしろい発想だと思います。
酔いが醒めて気づいたら知らない場所にいたという感じを足してみます。

・『酔ひ醒めて気づけば街外れの花野』

点数: 1

「夕闇にかすり消えゆく2つの尾」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 夕闇にかすり消えゆく2つの尾

沼田園子さんこんばんは。
初めてのご投句ですね。よろしくお願いします。

基礎から俳句を学びたいとのことですね。
季語については「歳時記」という季語辞典を買いましょう。
俳句の五七五はそれぞれ上五・中七・下五にわかれていますが、最初の俳句の作り方は「上五に五音の季語」か「上五に四音の季語+や」か「下五に五音の季語」を置いて、その他の場所で十二音のフレーズを作るというやり方が初歩的であり一般的です。
また、俳句は「美しい」「悲しい」というように個人の感情を書いたり説明したりせず、基本的に「映像描写」に専念します。
なおかつ、季語を句の主役にしなければなりませんが、これは経験を積んで覚えていきましょう。

さて御句
「夕闇」は歳時記によって季語として載っていたり載っていなかったりしますが、季語としては仲秋の名月の頃を過ぎてからの宵の暗さを意味します。
この句の問題点は中七・下五のフレーズです。
夕闇にかするとはどういうことなのか、どこに消えたのか、そもそも何の動物の尾なのかがこの書き方ではわかりません。
それと、俳句では余程の理由がない限り数字は漢数字で書きましょう。

例えば夕闇の中、二匹の猫が路地裏に消えていったことを表現したいなら、
『夕闇や路地へ消えゆく猫二匹』とするのがよいでしょう。
「や」というのは詠嘆、つまり「夕闇です!」と季語を強く打ち出し、強調する役目を持ち、さらに場面を転換する役割も持っています。
なので上記の例句を文章に直すと「今は夕闇です。そして猫が二匹路地へと消えていきました。」となります。

長くなりそうなので、今回はこの辺にしておきます。
時には厳しいお言葉をもらうことがあるかもしれませんが、何度でも当サイトにいらしてチャレンジしてみてください。
またのご投句お待ちしております。

点数: 2

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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つちや郷里さんの添削依頼2ページ以降を見る

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