ベランダの手すりに朝の残暑かな
回答者 ハオニー
添削した俳句: 早朝のベランダで見る残暑かな
はい、確かに残暑は厳しいものですね
これは「季語が動く」という典型例です
試しに残暑→溽暑、冬至と変えてみましょう
早朝のベランダで見る溽暑かな
早朝のベランダで見る冬至かな
何も違和感がありません
これでは「残暑」が活きてくれません
残暑らしい何かがないといけないのですが、「もわっとした熱気」とか「寝苦しくて開けた窓」とか「気だるげに新聞配達をする人」とか、残暑らしい映像が1つ必要です
手直しの句は私の残暑な実感を出した一句です
これで「『残』暑」が動きづらくなりました
点数: 2