馥郁と咲いて棘もつ秋薔薇
作者 大浦美津子 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
棘さえも馥郁たるぞ秋の薔薇
回答者 ハオニー
日記帳に書くのならこのままでもいいですが、一つの作品とするためには問題点が3つあります
1つ目、薔薇といったら「咲いて」いるものですから、本来不要です
この句は「咲く」と書いただけの理由がないことが問題点です
2つ目、薔薇は棘を持っているのが普通ですから、わざわざ言うほどのことではありません
3つ目、秋の薔薇らしさがないことが一番悩ましいです
春の薔薇、(夏の)薔薇、と何か違いがないと「秋の薔薇」らしくありません
2つ目と3つ目の問題点は解決方法があります
棘を描写して、秋の薔薇らしさを出す方法です
このくらいやれば、作品として認められるかと思います
点数: 3
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
日照り続きの中一枝の薔薇が咲きました。とても綺麗です。