千年の風間をそびえ立つ木犀
回答者 ハオニー
添削した俳句: 木犀のそそり立ちたるこの世かな
金木犀と銀木犀は別物だそうですね
これは銀木犀のことを言っているのでしょう
下五よりも先に...
「そそり立つ」が気になります
この言葉には「ビンビン」といった意図にそぐわないニュアンスもあります
「そびえ立つ」の方がいいのでは?と思います
「この世かな」と詠嘆するとかっこよく見えますが、時間経過よりも「素晴らしきこの世界」という空間的な広がりが先に出てしまいます
季語「木犀」よりもそちらが目立つのは、何か違う気がします
手直しの句は、あえて字余りで「木犀」の存在感を出す方法をやってみました
点数: 1