月光が導く地の球何処へゆく
回答者 おおかわ
お初にお目にかかります。おおかわです。
あまり偉い事は言えないので感想だけ。
満月を見て地球が導かれているようだとなり、GPSという表現はとても斬新だと思います。ただ私なんかには少し扱いづらかったので少し句意に反するようなニュアンスかもしれませんが「月光の導き」にさせて頂きました。GPSなど、俳句にローマ字という新しい試み、素晴らしいと思います。
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作者 新米 投稿日
回答者 おおかわ
お初にお目にかかります。おおかわです。
あまり偉い事は言えないので感想だけ。
満月を見て地球が導かれているようだとなり、GPSという表現はとても斬新だと思います。ただ私なんかには少し扱いづらかったので少し句意に反するようなニュアンスかもしれませんが「月光の導き」にさせて頂きました。GPSなど、俳句にローマ字という新しい試み、素晴らしいと思います。
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回答者 ハオニー
満月自身がGPSのように電波を出して、混沌としている地球を導いてくれるかもしれない
というSFな句ですね
「満月」「GPS」「地球号」と名詞が3つ陣取っているため、全部使って直すのは無理があります
「この混乱した地球号を」と説明にはありますが、この句から「混乱したこの世界の標になるかも」と思わせればいいと私は考えますので、「地球号」を削ります
助詞の使い方が違う気がします
満月のGPS→満月がGPSを持っている、満月にあるGPS
満月はGPS→満月自身がGPS
意図としては「は」の方が近いでしょう
満月はGPSかもしれない
俳句というより自由律ですね
GPSが6音のため、少し型に収めづらいことが困ったところです
点数: 1
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回答者 佐々木健一
GPSを使うとき行き先の名前なり住所なりを入力して使うわけです。
作句意図の未来への指針となるGPSという、未来への不安。
GPSはナビゲーションでリモコンのように操作しているわけではない気も。
月の満ち欠けと海の満潮干潮の関連性を思い出しました。
擬人化ならぬ機械化、地球を自動車か何かの乗り物に見立てているのが、この句のおもしろさだと思いました。
位置を移動するわけでない現在も全人類を未来へと運んでいる乗り物。
GPSという言葉を取り入れた俳句を考えたことはなかったので、作ってみたくなりました。
満月、地球号、GPS。
地球号の発想や未来への不安感はGPSではどうにもならない気もしたので、ちょっと古いSFものっぽい句で、満月への憧れの句に直してみました。
宇宙船でGPSで星を入力すると到着時刻やルート検索できる時代、別の星に移民する時代が来るとしたら、その頃の地球はどうなっているんでしょうね。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
ときに英語やアルファベットを入れた句を見かけます。伝統的な俳句の立場の方は、苦いお顔をなさるかもしれません。でも、時代とともにこうした句が増えるのではないでしょうか。
ところで、GPSの電波は人工衛星から発射されていますが、本物の衛星のお月様だって立派な電波を出しており、この混乱した地球号を、いずこかに誘導しているんだと思います。どんなところに行き着くのやら。駄句で申し訳ありません。