俳句添削道場(投句と批評)

独楽爺さんの添削最新の投稿順の625ページ目

「街路樹は朱色のアーチ冬日差し」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 街路樹は朱色のアーチ冬日差し

おはようございます。

ポイントは助詞「は」ですね。
「は」は他と区別して何かを強調したいときに使う助詞です。
御句は街路樹を強調した句と読めます。

私としてはアーチそれも朱色のアーチを強調したい気がします。
"街路樹の朱色のアーチ冬日差し

今後ともよろしく。

点数: 1

「葉の剥がれ陰地の消えて日向ぼこ」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 葉の剥がれ陰地の消えて日向ぼこ

こんにちは。

さっそくですが、形式的な問題として、動詞二つは、「何が何
して」調の説明文になりやすいのでまずは避けるべきと思います。
経過、理由よりも結果として現れる、目先の情景そのものをストレートに詠まれるのがよいの
ではと思います。
"空っぽに木立の群れて日向ぼっこ

今後ともよろしく。

点数: 1

「通学路赤む手の先楓の葉」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 通学路赤む手の先楓の葉

はじめまして。

さっそくですが「手の先」は手の指を含め手のひらのことなのか、手の指す方向なのかいずれとも取れる表現ですね。コメントからは明確に前者の解釈が合っているようです。しかしそれはそれで三段切れという問題があります。

三段切れとは、上五中七下五がそれぞれ文脈上もリズム的にも切れるものをいい、リズムがぶつぶつ切れて意味的にも何に感動しているのかがわからないため一般的には評価されない句となりまです。

俳句の切れは一つまたはなし、前者のスタイルで次に提案します。

"手の平の赤や楓の通学路

手の平の赤いはなぜかは読者の想像に託します。

頑張って下さい。

点数: 2

「孤独死に空き缶多し星月夜」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 孤独死に空き缶多し星月夜

おはようございます。

頓さまがコメントされているのそれに加えさせてもらいます。

空き缶多しと一般論、世の中そんなものだというような評論調よりも、眼前を詠む方がより俳句らしくなります。

ただ矛盾するようですがそのまま字面に起こすことも良くありません。

詩情という少しハードルの高い問題もあります。すべて言わず読者の想像の余地を残すというものです。

そこで、少し事実と異なるかもしれませんが、
"空き缶に孤独の明かり星月夜

今後ともよろしく。

点数: 1

「冬の夜や枕の温み遠き声」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 冬の夜や枕の温み遠き声

こんにちは。

三段切れを解消する工夫を一度試みられてはいかがでしょうか。特に中七と下五のいずれを主題とするか、枕のぬくみであれば
"冬の夜や温き枕に届く声

一度ご推薦下さい。

点数: 1

独楽爺さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

米貰ひ知恵は貰わず春惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

田畑のやうやう濃しく春惜しむ

回答数 : 1

投稿日時:

バイバイ私の命秋哀れ

回答数 : 1

投稿日時:

行く春やまた来るからとそっぽ向き

回答数 : 2

投稿日時:

幽霊を見たといふ人糸柳

回答数 : 5

投稿日時:

独楽爺さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

覗けば覗き返さるるやう黒椿

作者名 Kawafumi 回答数 : 2

投稿日時:

要望:厳しくしてください

パノラマの春よメリーゴーランド

作者名 そうり 回答数 : 3

投稿日時:

蜂の眼の澄みたるままに運ばるる

作者名 鈴蘭 回答数 : 2

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ