「蜂の眼の澄みたるままに運ばるる」の批評
回答者 慈雨
鈴蘭さま、こんばんは。
「逃水や~」へのコメントをありがとうございました。
率直な感想、ありがたいです!たしかに逃げ水は幻なので、子どもとの対比の是非はありそうですね。
連体形にするとイメージに広がりが出ますね。参考になります。
御句、アリを省くのは蟻ですね~( ̄▽ ̄)
「蜂が運ばれる=蟻による行為」と断定できるか、一応調べたら、交尾に成功しなかった雄蜂が他の蜂に運ばれて巣から追い出されることがあるみたいですね。
ただこれは生きている状態なので、「澄みたるままに」と死を示唆する表現から除外できそうです。
私自身は、死んだ蜂を蟻が運んでいるところをまじまじと観察したことがなく、死んだ後の眼の状態や、その澄み具合まで見てわかるものなのか、ちょっとピンときませんでした(普通に見てれば感じるものなのか、めちゃくちゃ近くで見ているのか)。それでも映像としては浮かんできますし、命の強さを感じる句だと思いました。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
人様に色々言ってはいながら、自分の句は全然思い通りになりません。蜜蜂が蟻に運ばれていました。まだ生きているかのような愛らしい顔が非常に印象深かったのでそこを詠みたいのですが、思い切って蟻を省いてみました。いかがでしょうか、描写が飛躍しすぎか、それとも…ありという見方もできるのか…(蟻だけに…)