俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削得点の高い順の8ページ目

「野良猫の消へて行きたる花野かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 野良猫の消へて行きたる花野かな

野良猫というのがこの句のポイントですね(決して犬ではない、と)。
花野へ消えていく猫。その意味を察しつつ、ただ見ていることしかできない詠み手。永遠の別れを予感していても、猫の意思を尊重する詠み手の切ない優しさを感じます。
いい句。花野の季語が効果的に使われているように思います。
「行きたる」が漢字なのも、「消へて」「行きたる」で猫が「行ってしまう」のを強調しているようで、より切なさがこみあげてくる気がしました。

「水澄むや…」「花野道…」の添削ありがとうございました。
「水の秋」ステキな季語ですね。と思いつつ私が使うには難しくて、もっと勉強しなければと思いました。
「花野道…」提案句、すごいの一言に尽きます。要素を全部入れた句ができている、そしておもしろい!ありがとうございます!

あたたかいコメント励みになります。これからもがんばります。

点数: 2

「釈迦牟尼の七歩あゆみし花野かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 釈迦牟尼の七歩あゆみし花野かな

げばげばさんの様々な句を模索する姿勢は本当にすごいなと思います。眩しい…。
今回はお釈迦様の登場ですね。花野、確かに歩いてそう。
「七歩」はない方がいいのではと思いました。「生まれてすぐに七歩」と「天上天下…」の話が有名すぎて「あーあれね」と逆に感動が薄れるというか。あとちょっと知ってる人にとっては「生まれたのって4月じゃなかったっけ?」となりそうで。
釈迦牟尼の歩みとめたる花野かな
はいかがでしょうか。何か見つけた?何か悟った?と読み手の想像が広がるかなと思いました。

「無花果や…」の添削ありがとうございました。
一物が難しい訳がげばげばさんのコメントでよく分かりました。「当然を超える」「描写しても報告にとどめない」この2つの視点を自分の中にしっかり留めておこうと思います。
いつもあたたかく導いてくださり感謝しております。これからもがんばります。

点数: 2

「六条御息所の彳つ花野」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 六条御息所の彳つ花野

花野に佇んでいる六条御息所、こ、怖い。
立ってるだけで怖い。絶対に目を合わせたらいけないやつですね。呪われるやつだ…。
「たつ」は読めなくて「立つ」でいいのではと思いました。普通に?立ってるだけでも存在感ものすごいので。

「無花果や…」の添削ありがとうございました。
ジャム作り!いいですね!
無花果の中をひたすら見つめてばかりで、視野が随分狭かった自分を反省。新しい視点を与えてくださりありがとうございます。

点数: 2

「吾子とブランコ重なる足や秋高く」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 吾子とブランコ重なる足や秋高く

とてもステキな句ですね。「重なる足」が子どもとの情景をよく表していると思いました。
ただ「ぶらんこ」が春の季語ですね。
なので春の句として
ぶらんこや膝乗る吾子と足重ね
はいかがでしょうか。
空を入れるなら
ぶらんこや吾子と重なる足そらへ
とか…?吾子を膝に乗せてるのに、足の向こうの視界に空があるのは漕ぎすぎ感がありますかね(笑)

点数: 2

「十七夜食む落雁やほろほろり」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 十七夜食む落雁やほろほろり

落雁と月、いいなあと思いました。「ほろほろり」も好きです。「ほろほろ」じゃなく「ほろり」なのが、口の中で儚く消えていくかんじをよく表しているなあと思いました。
一点だけ気になったのは、落雁を「食む」という表現です。私だけの感覚かもしれませんが、落雁って「食べる」というより「口に含む」かんじなのかなと思っていて。
十七夜らくがん口へほろほろり
はいかがでしょうか。

点数: 2

はやさんの俳句添削依頼

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