俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

十七夜食む落雁やほろほろり

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

やっと月が見れるかと思い楽しみに待ってます。
秋の月のはかない感じと落雁の素朴な食感を詠んだ句です。

最新の添削

十七夜落雁ひとつほろほろり

回答者 小西晴菜

卯筒さま。いつも楽しみに拝読させていただいております。
御句「十七夜」、素敵な句ですね。月を眺め、落雁(名前からして優雅なお菓子!)をいただいて過ごす豊かなひと時。
他の方のコメントと重複して恐縮ですが、
優雅な情景だけに、やはり「食む」に違和感を覚えました。「食む」は、単に「食べる」の言い換えではなく、「しっかり噛んで咀嚼する」イメージが強いので、お菓子やおつまみには合わない気がします。
ましてや、「ほろほろり」の上品な食感には似つかわしくないような。
なおじい様が、落雁は食べ物だから、ということで「食む」の省略を提案しておられました。とすれば、「口」も省略可能では、と思い、「ほろほろり」の上品さを損ねない語と考えて、「ひとつ」を入れてみました。
不本意に感じられたら申し訳ありません。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、小西晴菜さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「十七夜食む落雁やほろほろり」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

落雁と月、いいなあと思いました。「ほろほろり」も好きです。「ほろほろ」じゃなく「ほろり」なのが、口の中で儚く消えていくかんじをよく表しているなあと思いました。
一点だけ気になったのは、落雁を「食む」という表現です。私だけの感覚かもしれませんが、落雁って「食べる」というより「口に含む」かんじなのかなと思っていて。
十七夜らくがん口へほろほろり
はいかがでしょうか。

点数: 2

添削のお礼として、はやさんの俳句の感想を書いてください >>

「十七夜食む落雁やほろほろり」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、「十七夜」、「落雁」という抒情味たっぷりの単語に「ほろほろり」などというオノマトペを加えて、静かな秋の夜をムーディーに演出しておられますね。せんべいバリバリでも、団子ムシャムシャでも、このムードは出ませんね。
ただ、「食む落雁」とおっしゃっていますが、落雁は食べ物ですので敢えて「食む落雁」とおっしゃらなくてもよろしいかと。
また、「ほろほろり」はいいのですが、何か中途半端感があり、「ほろり」でいいんじゃないかな、いや、それでは短すぎて伝わらないかな、とか悩みました。

そこで提案句です。
・落雁のほろりほろほろ十七夜

落雁が立ち過ぎて十七夜が薄いかな…という懸念がありますが、とりあえず置かせていただきます。

点数: 2

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

「十七夜食む落雁やほろほろり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

立待の月もきれいに出てましたねー、ウチの地域はまん丸の月の日は曇ってましたけどね。
ほろほろした落雁の触感とあってるような気がしますね。
十七夜、の上五で切れているならば、「落雁や」の切れには三段切れの匂いがして少し違和感ありでした。

ほろほろと食む落雁や十七夜

ちょっと語順入れ替えますか?いかがでしょう。

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

十七夜落雁口にほろほろり

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句花野・・とてもいい鑑賞していただき嬉しいです。ありがとうございました。
御句・・月と落雁響きますし、下五のオノマトペもいいですね。とてもいい句と思います。はやさんの添削句と一字違いですが、食べ物に「食む」は省けるのと三段切れ的な感じを避けたのが掲句です。いかがでしょう。

点数: 1

添削のお礼として、よし造さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

円満に収める多彩の紫陽花

作者名 孫春艶 回答数 : 1

投稿日時:

熱帯夜脱出劇とレイトショー

作者名 いぬ丸 回答数 : 2

投稿日時:

距離置いてレジ済ませ店出れば夏

作者名 なおじい 回答数 : 4

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『十七夜食む落雁やほろほろり』 作者: 卯筒
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ