俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削最新の投稿順の27ページ目

「花野へといそぐ花野にまにあふやう」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 花野へといそぐ花野にまにあふやう

以前イサクさんが「花野といえば高原にある広い場所のイメージ」というようなことをどなたかのコメントに残していたと思うので、そのイメージで読みました。
「いそぐ」「まにあふやう」は、詠み手の思い描く花野、理想としている花野のイメージに向かう思いなのかなと思いました。時期、時間帯、天候のほか、ほかの観光客に入り込んでほしくない、自分だけで静かにあの花野を満喫したい、というような。そこが大好きな大切な場所であり、花野への思い入れが感じられる句だなあと思いました。

一点だけ質問です。
この句では花野に詠み手はいないと思うのですが、季語としてありですか?
というのは自分でも「花野に行く」という句を作ろうとして、あれ?これから行くなら花野は目の前にないし季語としてダメなんだっけ…?と思ったことがあり。
あっ、つまりこれは「敢えて」ってことですか?目の前になくても花野への強い思いはすごく感じますし。
頓珍漢な質問ならごめんなさい。

「花野道…」の添削ありがとうございました。
両脇に花が咲き乱れる道をわーっと通り抜けていくイメージで「びゆんびゆん」だったのですが、あくまで思い出の中のイメージだけで詠んでいたかもしれません。
いつもズバッと指摘してくださりありがとうございます。季語が、季語が、と毎回のように指摘していただいているのになかなかうまくいかず。勉強になります!と言いつつ全然身についてないですね…。
なかなか成長できていませんが、引き続きよろしくお願いいたします。

点数: 2

「野良猫の消へて行きたる花野かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 野良猫の消へて行きたる花野かな

野良猫というのがこの句のポイントですね(決して犬ではない、と)。
花野へ消えていく猫。その意味を察しつつ、ただ見ていることしかできない詠み手。永遠の別れを予感していても、猫の意思を尊重する詠み手の切ない優しさを感じます。
いい句。花野の季語が効果的に使われているように思います。
「行きたる」が漢字なのも、「消へて」「行きたる」で猫が「行ってしまう」のを強調しているようで、より切なさがこみあげてくる気がしました。

「水澄むや…」「花野道…」の添削ありがとうございました。
「水の秋」ステキな季語ですね。と思いつつ私が使うには難しくて、もっと勉強しなければと思いました。
「花野道…」提案句、すごいの一言に尽きます。要素を全部入れた句ができている、そしておもしろい!ありがとうございます!

あたたかいコメント励みになります。これからもがんばります。

点数: 2

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 振り返る母のおそろし大花野

怖い顔をしていたとか、怒られて怖かったとか、そういうことではないように思いました。
母という存在は、子のためと思えば鬼にでもなる狂気をどこかに持ち合わせているように思います。「振り返る母」は、鬼にでも何でもなってやるという覚悟を決めた顔だったのではないでしょうか。
「母のおそろしさ」だけなら季語は「月」とかでもいいと思いますが、そこに「花野」を持ってきたことで、パッと見では分からない穏やかな中にひそむおそろしさ、というのを描いているのではと思いました。
勝手な妄想失礼しました。

点数: 3

「秋の浦ぜぶぜぶとうつ有磯海」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 秋の浦ぜぶぜぶとうつ有磯海

有磯海、雨晴海岸、調べてみました。
海の向こうに立山⁉ なにそれすごい!
お近くにお住まいなのでしょうか。絶景ですね!いつか見に行ってみたいです。
海から山が見えることをぜひ入れたいなあと思いました。
立山を眺めぜぶぜぶ秋の浦

点数: 1

「奈良漬をかむ音かわく秋思かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 奈良漬をかむ音かわく秋思かな

やっぱりげばげばさんの目のつけどころはおもしろい!
この句はきっと奈良漬がポイントなのでは、と思っています。好みが分かれる癖のあるかんじ。分かってもらえないなあ、と寂しくかんじながら噛みしみているのではないかと。

奈良漬のぽりぽりが「かわいた音」って私にはあまりピンとこないのですが、皆様にとっては普通なのでしょうか…?煎餅ぐらいなら分かるのですが。
なのでげばげばさんの「奈良漬を噛む音すら乾いて聞こえて秋を感じる」ってすごいなあと思ったのですが、違うんですかね…。

点数: 1

はやさんの俳句添削依頼

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夏休み吾子と俳句を作りたい

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七さいのひとは七つね蝉の殻

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投稿日時:

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