俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

振り返る母のおそろし大花野

作者 知世  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

変な俳句しか浮かばないスランプ…というより自分の下手さが自覚できるくらいに上達したのかな?

振り返らないのと振り返るのと、どちらが怖いかな〜と思ってとりあえず振り返るバージョン。
語句や語順の選択には全然納得していないものの、とりあえずイメージを形に。

最新の添削

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 長谷機械児

知世さん、「富士はふぢ色」句の批評ありがとうございます。

御句について。

・楽しい嬉しい哀しいと言わずにおくのが俳句なら、「おそろし」もまた言わずに別の言葉に変えるべきなのだろうなあと思います。
・母を恐ろしいと感じるのはどんなときか、といえば、鬼の形相で叱られたときは勿論なのですが、他には、いつもと違う姿を見たとき、ではないでしょうか。

「いつもと違う」…七音で使えそう。以下、参考に。

 花野来ていつもと違ふ母を見る
 口紅の母振り返る花野かな

今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、長谷機械児さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

怖い顔をしていたとか、怒られて怖かったとか、そういうことではないように思いました。
母という存在は、子のためと思えば鬼にでもなる狂気をどこかに持ち合わせているように思います。「振り返る母」は、鬼にでも何でもなってやるという覚悟を決めた顔だったのではないでしょうか。
「母のおそろしさ」だけなら季語は「月」とかでもいいと思いますが、そこに「花野」を持ってきたことで、パッと見では分からない穏やかな中にひそむおそろしさ、というのを描いているのではと思いました。
勝手な妄想失礼しました。

点数: 3

添削のお礼として、はやさんの俳句の感想を書いてください >>

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます。
「自分の下手さが自覚できるくらいに上達したのかな」、うむうむ。他の方の句がすごいなーと思ったり、自分の句がイマイチだなーとわかったりするくらいの感覚は身に付いてきたのかな、うまくいかないうまくいかない、って思うことは増えますね(*'▽')

御句、イサクさんと同じ感想ですね。どんな句意なんだろう。振り返った母が恐ろしかったのはよく見えたんです、ぞっとしたんです、で、なんで恐ろしかったんだろう。
やはり異世界なのか。
黄泉の国でイザナミの朽ち果てた姿を見てしまったイザナギのような。
ドラえもんのパラレル西遊記で、妖怪に変わっていってしまうママをみた伸びたのような。
千と千尋の神隠しで、豚に変身して飯をがつがつ喰らう両親を見てしまったような。
そういう振り返りの母の顔だったのかな。

またはむしろ現実の世界だったのか。いつも優しい母の顔が、振り返ったとき、厳しい顔をしていて、または無表情なのか、私には見せない母の顔を見たようで、おそろしくなったのか。

いずれにしろ、花野にはそういう力はあるような気がしますが、どこまで想像をしていってもいいのか、どういう母の顔を浮かべようか、いろいろ悩みはしました(^▽^)/

点数: 2

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

そうそう、自分の句の下手さがわかるというか「このまま作っても良い句にならない」と思ってしまうようになると、行き詰まった感を感じるようになるとかならないとか。

この句は意味はわかりますが意図が掴み切れていません。
なぜ母を「おそろしい」と思っているのか・・・しかも花野の中で。
死語の世界的な感じなのでしょうか?
振り返ったら鬼or般若の顔だった、というイメージが先行しました。

現実世界だとしたら、振り返らずに自分を置いて行ってしまう母の方が「恐ろしい」と感じるかもしれません。

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。

御句、またまたわかりにくい、私などのような凡人の域を超えた、読み取るのが難しい句ですね。
私にとって、母は優しく、いつも笑顔でした。もし花野で母の後ろ姿に出会えたら、この世の人ではありませんが、思わず声をかけてしまうでしょう。その時に振り返った顔が「恐ろしい」とは、私は考えたくないのです。仏壇の写真のようにニッコリ微笑んで、「あれ、おまえ、どうしたんだい?」とか言って欲しいのです。
私は出来るだけ多くの方々の句を鑑賞し勉強させていただいていますが、昨今の知世さんの句にはちょっとついていけなくなりました。しばらくは距離を置いて、他の方々のコメントを拝読して勉強させていただこうと思います。
「知世ワールド」が理解できるようになったら、また加わらせていただきます。よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

「振り返る母のおそろし大花野」の批評

回答者 ダック

句の評価:
★★★★★

知世様
こんばんは。
母が恐ろしいというのは、多分息子と娘で恐ろしさ、恐ろしいと感じるところが違うような気がします。私が男だからかどうかわかりませんが、花野で母が恐ろしいと感じる事(状況)はパッと思いつきませんでした。場所がどこであれ、悪戯をしていたところを見つかったのであれば怖いですが。。。

点数: 1

添削のお礼として、ダックさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

うつくしき焚き火恐るる馬と鹿

作者名 負乗 回答数 : 10

投稿日時:

整へて正座のしびれ無月かな

作者名 いなだはまち 回答数 : 3

投稿日時:

牛丼を届け大向日葵の家

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 8

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『振り返る母のおそろし大花野』 作者: 知世
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ