俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の42ページ目

「桜餅手におつかいの吾子ふたり」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 桜餅手におつかいの吾子ふたり

いくさん、こんにちは。

御句、コメントからすると「吾子」ではない様子。「吾子」ならば親目線なのですが、“桜餅を手におつかい”には特に親目線での感慨があるようにも思われないので、「子」でよいと思います。

 おつかいの子は手をつなぎ桜餅

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「側溝をたゆたふ軍手花菜風」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 側溝をたゆたふ軍手花菜風

げばげばさん、おはようございます。

御句について。

御句について。
水があるときにはこれを流すのが側溝なので、側溝に軍手が落ちると…
(1)流されるか
(2)何かにひっかかり、流れに逆らって留まっているか
(3)(ものを流すほどの水量が無くて)ただ落ちているか
くらいのもので、側溝で、軍手ほどのものが“たゆたふ”状態とは…? と、イメージが出来ませんでした。
(側溝が詰まってしまい、工事を要するような状況なら…、しかしこれは「花菜風」の俳句的ではないなあ)

しかし“たゆたふ”を取り除いて、「花菜風」という詩的な感じの季語と取り合わせられるのか、とは思いつつ、

 側溝に軍手がひとつ花菜風

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「春の夜や隠れて尼の長電話」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 春の夜や隠れて尼の長電話

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

尼さんの長電話とは面白いシーンだと思いました。

「隠れて」って何処に? というのが気になり、考えているうちに…。
春の夜の景で、場所を特定せず身を隠し紛れる感じには季語「朧」が使えるのではないかと、

 朧夜に紛れて尼の長電話
 朧に紛れて尼僧の長電話

 (二句目は、「朧」と「朧夜」を別の季語としたときに、どうにか「朧」の句にしようとしたもの)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「岩塩のつぶはひかりて春闌けぬ」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 岩塩のつぶはひかりて春闌けぬ

げばげばさん、こんにちは。

御句について、気になったところは…。

・下五に「春闌けぬ」と置いた語順(上五に「春闌けて」とするか、下五ならば「春深し」のほうが収まりが良いのでは?)。
・「つぶ」よりも「ひかりて」こそ、工夫すべきところではないかという点。
・コメントにある「ピンク」が句には表れていない点。

 春闌けて岩塩の粒きらきらし
 春闌けてピンクソルトの粒きらり
 あらぞめの岩塩挽きて春深し

 (3句目の「あらぞめ」は、卯筒さんの句にあった「退紅」を拝借)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「あたたかき雨に小地蔵笑ひけり」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: あたたかき雨に小地蔵笑ひけり

卓鐘さん、こんにちは。

御句について。

「小地蔵」という言葉は一般的なんだろうか、というところは気になりました。
暖かな雨に降られていると(春雨じゃ濡れていこう、といった気分か)、自分と同じように雨に濡れている路傍の地蔵もより笑っているように見えた、ということだろうと、私は良い光景と思って読んでいましたが…、鳥越暁さんの「ちょっとホラー」という指摘は、なるほどそうかもしれない。

そこで、主観(私にはそう見えた)を強調すべく、方言にしてみたら、「けり」よりは、ホラーっぽさは和らぐのではないか、という提案。

 お地蔵も笑うとるやろ雨ぬくし

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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