俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の25ページ目

「甘藷を掘る小さき手元泥まみれ」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 甘藷を掘る小さき手元泥まみれ

あつこん さん、はじめまして。

御句、拝読しました。

・甘藷掘りに奮闘する幼子(コメントによればお孫さんとのこと)の様子を、手の小ささと泥まみれの語で表す。良いと思います。
・皆さん特に指摘しないままに提案句では直されていますが、「手元」(手のそば)では大きいも小さいもありません。
・上五の後も中七の後も、切れているような切れていないような言い回しになっているのが気になります。

語順を変えて、「甘藷」か「小さい手」かに焦点を絞ればよいのでは、という参考句です。

 泥んこの小さき手をもて掘る甘藷
 甘藷掘りや泥にまみれし手の小さき

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「プラレールのレールが足りない秋時雨」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: プラレールのレールが足りない秋時雨

イサクさん、「劇場」句の添削ありがとうございます。

御句について。

私ははやさんと同じく「作りたいイメージに線路の数が足りない」ものと読みました。
上六・中八は敢えての表現(中八は「が」を取るだけで解消できる)であって、
作りたい物が作れないもどかしさのジタバタした感じの表現なのかな、と。

もし片付ける親目線だったとしたら、もっと落ち着いて

 秋時雨線路の欠けしプラレール

くらいに定型に収めてしまってよいように思いました。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「縄跳びの弧にまつさらな秋の色」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 縄跳びの弧にまつさらな秋の色

げばげばさん、「劇場」句の感想ありがとうございます。

御句について。

・「縄跳びの弧」が風景を切り取るというのは“わりとあるある”というよりは、“わりと突飛”に感じました。縄跳びしている当人は縄なんて見ていませんし、傍目にも縄が見えているかどうか(複数人の大縄跳びだったら見ることもあるか? それでも、頭上より足元を見てそうな…)。縄跳びの写真(静止画)をじっと見ていればそんなふうに見えることもあるのかなあ、くらいに受け取りました。
・「まつさらな」は私には解らない言葉でした。「秋の色」は、グラデーションのようにだんだん秋めいた景色になってくる、という捉え方のものと思っているので、これを形容する「まつさら」とは…?

負乗さんの「秋の空」への置き換えに一票です。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「秋時雨医院の長き待ち時間」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋時雨医院の長き待ち時間

よし造さん、「劇場」句の添削ありがとうございます。

「寄席小屋」もいいですね。新宿末廣亭などは外観にも風情があって。
(このサイトの方々ほど詳しくないので、私自身は落語ネタに首を突っ込まないようにしてますが)

御句について。

初読して景を理解したつもりでいましたが、コメントにあった「鎮静作用」「心に寄り添うような秋雨」…というところには至れず。
「長き」が鬱々とした感じを強調していて、「秋時雨」一語の力では“沈静”には至らないのかも知れません。

 診察を待つわが耳に秋時雨

自分の身体的な何かしらに秋時雨を接するようにすれば“心に寄り添う”こともあるのかな、と捻ってみました(添削ではないですね)。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「寄付募る母校のレター秋時雨」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 寄付募る母校のレター秋時雨

なおじいさん、「劇場」句に添削ありがとうございます。

なるほど、「なり」で断定してしまう手もありました。
この場合、「秋時雨」の位置で悩むことになりますね。「なり」と強く断言した後から「秋時雨」がついてくる形はどうかなあ、上五に持ってきた方が良いのかなあ…、でも劇場出る前の時点では秋時雨に気づいてないけれどなあ…と。

御句について。

何故に「レター」なのか、カタカナ語が唐突に見えて引っかかりを覚えました。

 寄付募る母校の便り秋時雨

で、いいような。

大学の同窓会報とか、きっとまた私の実家にも届いているのでしょう。私も卯筒さん同様に、一部はシュレッダー、残りは紙ゴミ直行です。高校の同窓会は卒業時に「入りません」と明言してきたので音沙汰無く済んでますが、大学の同窓会にはいつの間にやら入っていました。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初詣一里塚めく句碑をたどり

回答数 : 5

投稿日時:

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

立冬やルームミラーに日の出見ゆ

作者名 めでかや 回答数 : 9

投稿日時:

春の夜にブルーハーツで走り出す

作者名 翔子 回答数 : 1

投稿日時:

孫抱きて妻は慰む春の色

作者名 佐渡 回答数 : 5

投稿日時:

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