俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の56ページ目

「旗棒をつゆ離すまじ夏茜」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 旗棒をつゆ離すまじ夏茜

こんにちは。
こちらの句、私はコメント欄の作品の方が良いと思いました。
掲題の句は74さんが指摘されているように客観→主観→客観という感じで視点が定まってないように思います。

夏茜旗棒はつゆ離すまじ

こうするとなんとなく収まりがいいような気がするのですが
そうなると「つゆ離すまじ」とまで思い詰めている夏茜の心情を読み解きたくなります。
やはり「しかと離さぬ夏茜」とサラッと詠むのが良いように思います。

点数: 1

「残業や甘酒飲みて潰すバグ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 残業や甘酒飲みて潰すバグ

こんにちは。
こちらの句は実際の出来事を詠んだ句でしょうか?
残業中に甘酒というリモートワークならではのシチュエーション、淡々とバグをつぶすエンジニア。
面白い光景だと思うのですが、やや要素が多いように思います。
「仕事」でもなく「残業」、「酒」でもなく「甘酒」、さらに「バグをつぶす」ちょっと特殊な仕事風景、ひとつ一つの言葉が強くてどこに注目していいのか分からなくなるような。
「リモートワーク中に甘酒を飲む」「残業してバグを潰してる」等絞った方が良いかと思いました。

近頃は甘酒片手夜業せり
明易やバグ果てしなく潰しゐる

…出来はさておき、面白味が失われてしまうでしょうか。

点数: 1

「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 閉じてとも言えず寄り添う日傘かな

「吾子ひとつ〜」丁寧に読んでいただきありがとうございます!
そういえば「文箱」の句も自分では「夫への恨み言が書かれた手紙で一杯の文箱」のつもりだったのですが、投稿してみると皆さん「夫の手紙を読んでしまった妻」とされていることに驚いたんですよね。
こうした解釈違いが何度もあるのは読み手側ではなくやはり私の問題かと。
残念な部分もありますが、異なる解釈に「成る程これもあり」と思うことも多々あります。
添削や批評を受けるというのはおもしろいし勉強になりますね。

そして日傘の句ですが、以前よりさらに良いですね^_^
何も言えずに寄り添っている、いじらしさを感じます。
日傘の君はそんな心情を知っているのでしょうか…。

点数: 1

「人熱れぽつんとひとつ白日傘」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 人熱れぽつんとひとつ白日傘

いつもコメントありがとうございます。
「後朝の〜」はそう、わざと忘れてます。
意図が伝わり嬉しい!ゾワっとしていただければなお嬉しいです^_^
ご指摘のように「日傘」を後ろに持ってきた方がより(嫌な)存在感が増しますね。
自分で思い付きたかったです。

こちらの句は殺伐とした駅ナカとかでしょうか、人いきれの中にハッとするような白い日傘。
丸善に置かれた檸檬のような、爽やかな異物ですね。

点数: 1

「今日こそと思えど君の日傘かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 今日こそと思えど君の日傘かな

いつもコメントありがとうございます。
「吾子」の句はどうしても日記的になってしまいますね。
子供一色な「私の」夏が終わったな〜という感慨を読みたかったので「吾子の夏」とはしませんでした。
その辺りを分かりやすく表現するにはまだ力量が…精進します!

さてこちらの句ですが、日傘の句が沢山投稿されている中でも特にテーマ選びが秀逸ですね。
皆さんも言われているようにコメントの情景がそのまま俳句になっていたらもっと良いかと思います。

点数: 0

知世さんの俳句添削依頼

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吾子のまた病得しこと夏の草

回答数 : 5

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致死量の歓声浴びて運動会

回答数 : 6

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妻であり母である人秋刀魚焼く

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おおかみのまつりのすみのひとのほね

回答数 : 2

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栞とす色葉男色大鏡

回答数 : 6

投稿日時:

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母の日や後悔する日かもしれぬ

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