俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

閉じてとも言えず寄り添う日傘かな

作者 なお  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

前々句「今日こそと思えど君の日傘かな」の続編です。前回の皆さんのコメントはもちろん、自分のコメントも参考にしました。
ちなみに、口語体で挙げさせていただきました。

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも丁寧なコメントありがとうございます。

跣の句、添削ありがとうございました。またお褒めの言葉をいただいて、励みになります。なおじいさんに、世の中への不満でなく、詩情を求めていきませんとな、というお言葉をいただいて、そうやなあ、詩の心をもって俳句を作ろうという気持ちを強くもつようになりました。ありがとうございます!

ちなみに、「先輩」と呼んだら怒られるんですね、知らずにさんざん「先輩」と呼んでいました。しかし、いつもみなさんのコメント勉強になります。どんどん俳句が楽しみになっています。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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日傘さす君との半歩ほどの距離

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

コメントありがとうございます。日傘って不思議ですねー。

御句いくつか気になるところが。
・「閉じてとも言えず」が心情説明で状況描写の言葉ではないですね。俳句ではまず一番最初に指摘が飛んできます^^;(ストレートにすっと入ってくる言葉だと成功したりしますが。この句の場合後記の理由でぴんと来ないところがあります。)
・主語がとてもわかりづらいです。
  作者が閉じてとは言えない / 日傘が寄り添う
  作者が閉じてとは言えず(に)日傘に寄り添う
  (何かを)閉じてとは言えずに寄り添っている日傘
 言おうとしていることは大体わかりますが、どの読みも成立しちゃうので。特に、閉じてと日傘が離れちゃっている(関係が離れすぎるのは読みが紛らわしくなるので好ましくないです。)のがよろしくないかなぁと思います。
・「寄り添う」で本当に大丈夫ですか?「閉じても言えず」とぶつかってませんか?寄り添うで十分近い距離をイメージしちゃうので、なんで閉じて欲しいのか?ってこれまでのコメント読んでないと混乱しちゃうと思います。隣にいるのにってことをどうしても書きたいんだと思いますが、横とか隣くらいじゃないと(言葉のイメージとして)くっつき過ぎてますかね。
・「かな」の詠嘆が前半の説明と相まって効いていないと思います。しみじみとその対象を詠嘆するのが「かな」ですが、やきもきしている心情と「かな」のゆったりした詠嘆相反していて。モヤモヤという気持ちには適している助詞ではないかなと。
・そもそも日傘が邪魔だという句なので、日傘の句にはなってないという根本的な問題をどう解決するか。(一つの解決法は、先の提案句のように別の季語を持ち出してそちらを立てる。)もう一つは、邪魔と言いつつも日傘の可憐な涼しいイメージも両立させる(超難問)

点数: 2

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

「吾子ひとつ〜」丁寧に読んでいただきありがとうございます!
そういえば「文箱」の句も自分では「夫への恨み言が書かれた手紙で一杯の文箱」のつもりだったのですが、投稿してみると皆さん「夫の手紙を読んでしまった妻」とされていることに驚いたんですよね。
こうした解釈違いが何度もあるのは読み手側ではなくやはり私の問題かと。
残念な部分もありますが、異なる解釈に「成る程これもあり」と思うことも多々あります。
添削や批評を受けるというのはおもしろいし勉強になりますね。

そして日傘の句ですが、以前よりさらに良いですね^_^
何も言えずに寄り添っている、いじらしさを感じます。
日傘の君はそんな心情を知っているのでしょうか…。

点数: 1

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閉ぢてとも言へず日傘の距離にをり

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

卓鐘様と近い話になりそうですが、日傘を閉じてないのに寄り添うとは・・・?
句の主人公は何に寄り添っているのでしょうか?
「君」に寄り添っているとしたら、すでに相合傘ですし・・・
開いている傘に寄り添っている、とすると映像が思い描けません。

ということで、距離を少し保ってみます。

点数: 1

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 くりもな

句の評価:
★★★★★

なおじい様
カワセミの句にコメント及び添削、手直しの句までありがとうございました。
また投稿をしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

点数: 0

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
いつも勉強させていただいています!いつも温かいコメントありがとうございます。

さて、御句。続編いいですね。もっと近づきたいけど日傘の距離を感じて、そっと寄り添っていく感じが目に見えます!前回の句に増して、今回の句はドラマが見えやすいように感じました!

そして、またまた、この日傘の君とは、成就したのでしょうか!?

点数: 0

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 菊水

句の評価:
★★★★★

でで虫の句、コメントを頂きましてありがとうございました。

雨の朝、子乗せ自転車で保育所へ送る際、どうしても下がりがちなテンションと遅くなりがちな移動速度をかたつむり(おそらくウキウキしているであろう)に負けないようにガンバルぞ!という思いで詠みました。
他の表現や、可能性を示唆頂きましてありがとうございます。
引き続き精進して参ります。
今後ともよろしくお願い致します。

点数: 0

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんにちは。いつも勉強になります、「おにぎりと祖父と…」の句の添削・批評ありがとうございます。
出発前の記憶なおにぎりと、出発後の記憶な同乗者と鱚釣りと要素を詰めすぎましたね。「ぞ」は口語で「〜だ・〜である」なんだそうで、「これから鱚釣りだ」という雰囲気で選びました。
「や」で上五に置くのも考えたのですが、何処と無く客観視な雰囲気かも?と選びませんでした。それは個人的な感覚なので…「鱚釣りや」で始まる方がスッキリしてるのがよく分かります。まだまだ勉強不足ですね…精進します!

御句は一読しただけで「もどかしさ」がとても伝わりますね。それぐらいもどかしさの描写が多いような気がします。
どこをどう、と分析するのが難しいですが…まず、全体的には詠手が日傘(の君)のギリギリまで傍にいる様子だと解釈しました。でも今日こそ手を繋いでデートしたかった(ということですよね?)詠手の心情の句になってる気がします。
主観でありつつ状況描写に徹しないとドラマチックな句にならないのではないかなと思うのですが…でもどうすればそうなるかさっぱりわかりません!まだまだ勉強不足です。

点数: 0

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 鬼胡桃

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
最初一読みで、句から日傘を人に見立てた擬人化の句かな?と感じました。
ですが、読み直すと卓鐘さんやイサクさんと被りますが、主役が何に寄り添ってるのかが分かりずらいと感じました。
あと、玉の汗と浮人形の句を投句しましたので、コメントお願い致します。

点数: 0

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「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。
「とらまへて」はほんとに恥ずかしい…破調も、ひらがな多用も推敲不足によるところが大きく自分でも違和感のあるものとなってしまいました。
句の題材、そして「干殺す」という語は実のところ気に入っております。
夏休みの陽気に対抗しようとエッジ効かせすぎた感はあるものの、もともと好きで突き詰めたいテーマでもあるので。
きっとこれからもいくつも作ることでしょうが、不快に思う方がいることは心に留めておきますね。

点数: 0

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