俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の53ページ目

「花野道先生虫に好かれをり」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 花野道先生虫に好かれをり

いつもお世話になっております。
「風が止んだ瞬間が怖い」というのがあったので上五はどうでもいい要素というわけではないのですが、「しづまりて」で十分というのはあるかもですね〜。
少しでも具体的描写を、と思ったのが説明っぽくなってしまってそう思わせてしまったのかも?
季語論みたいなのは機会があれば聞いてみたいですね。とりあえず花野難しかった〜。
私は幻想のイメージから逃れられませんでした。
リアルに寄ろうとすると遠山を背に夕日が〜とか自転車盗まれた〜とか何かありそうなやつしか思い浮かばず…。

こちらほのぼの句ですね。
げばげば様の読みがするどく私も共感したくなって登場しました。
これは主役が「私」だと句意が変わってしまう気がします。
虫の鬱陶しさに焦点が当たってしまうか、自分の滑稽さ=ちょっと愛すべき部分を自分からアピールする嫌らしい感じになってしまうと言ったら大袈裟かもですが…。
あははと笑われるのは、「先生」だからいいんですよね。
ベストな配役であるように思います。
ああでももう少し偉い人が集中攻撃されて気まずい句とかでも…句意が変わってしまうし、やりすぎでしょうか。
あんまり関係ないですが機械児様の漱石の先生というとやっぱり「こころ」の?
集中攻撃されるのはKの方って感じがします、何となく。

点数: 1

「夕花野プロペラヘリの微振動」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 夕花野プロペラヘリの微振動

いつもお世話になっております。
花野が人を拒む句にコメントありがとうございます。
花野が人を拒むのか人が花野を恐れるのか、正にそんなイメージです!
花野が拒むわけはないので(非現実的な句ばかり読んでるのでそれもアリかもしれませんが)実際は拒まれたような気がした、なんですよね。
花野を前にした人の心を読みたいなと思っていたので言及していただき嬉しいです。

花野とヘリコプター、この兼題の中でも特に面白い組み合わせだと思いました。
皆様のコメントを読んで、確かにどういう状況だろう?とは思ったのですが、何だか似合いますよね。
私は花野の中でぼんやり佇む人が遠くのヘリの音を聞いてふと振り返るような、そんな瞬間をイメージしました。
それが何だか綺麗だなと。現実の句とのことですが私はまた幻想的な空気も感じてしまいました。
「プロペラヘリ」だけ確かに馴染みがないので「ヘリコプター」で良いかなとは。
「訓練ヘリ」は確かにイメージ変わってしまうので投稿の句の方が良いように思います。

点数: 1

「時速六十キロ蚯蚓鳴き続け」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 時速六十キロ蚯蚓鳴き続け

いつもお世話になっております。
秋の空の句にコメントありがとうございます。
私は一応三年前のことを話している、というつもりで作っていたのですが、負乗様の犯罪のすぐ後というの良いですね!
「三年もすれば時効よククク…」と犯行現場で悪い顔をしているのですね〜。
十年ならこれはもう凶悪犯罪ですが、三年となるとちょっとますます想像がつかない。
一応色々な読みができるだろうと思って投稿したのですが、これは予想外で、面白かったです^_^

こちらの句も面白いですね。
ですが私はコメントを読まずに鳴く蚯蚓さんが時速六十キロで疾走しているのだと思ってしまいました。
何だそれめっちゃシュールだな、儚い存在だと思ってたのにやるなあ、と。
実際の句意ですと広大な自然の中を走っているのだなとそれはそれで味わい深いですね。
蚯蚓を持ってくるとシュールさが出てしまう(と私は思う)ので、広く「虫」でいいかなとは思います。

点数: 1

「墓参り初めて聞くよその話」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 墓参り初めて聞くよその話

いつもお世話になっております。
コメントを読むまで「皆墓参り行ってたの?俺だけ聞いてなかった…」という置き去りにされた可哀想な人の句かと思ってしまいました。
最近以前とはちょっと違った雰囲気の句が多く面白く拝見しております。

点数: 0

「若き日の父母の座す花野かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 若き日の父母の座す花野かな

いつもお世話になっております。
私だって苦手な俳句、苦手な句風ありますのでお気になさらず^_^
良くも悪くも私の句は変えることはできないのですが、どうしても見るに耐えないという人がいたら引っ込めるつもりはありますので…。
眉を顰める、くらいでしたらどうにかご容赦いただければと思いますが。
季語「花野」についてはやはり茫漠とした広野に秋の寂しさが相まって幻想的なイメージを抱く人が多いのではないでしょうか。
そういう幽玄なイメージを持たない花野というと私は「花畠」の季語が近いのかな?と思いますが例句が少なく実際はよく分かりません。

さてこちらの句は好きな句です。
若き日の父母、確かに写真を見ているような印象もありますね。
あとは「眼裏の父母」これも少しイメージと違って、実際に父母の姿を見たのだ、とする方がコメントにある句意に沿っているのではと感じました。

若き父母と相会ふ花野中
上記を踏まえて。
ついまた趣味にはしって幻想の色が濃く出てしまいました。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

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