俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の14ページ目

「臨終の言葉の如き花火かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 臨終の言葉の如き花火かな

こんにちは。
先日は「炎天」の句に余計なちゃちゃを入れてすみません(>_<)
些事はさておき元の句が良い句だから大喜利(違う)が盛り上がったのだと思います。 

こちらの句ですが、とても良いですね。
負乗さんの句には度々「その発想はなかった!」と勉強させていただいてます。
私もげばげば様と同じく線香花火などをイメージしてたのですが、コメントを読んで納得しました。

臨終の言葉の如く花火揚ぐ

↑は打ち上げ花火であることが分かるようにできないかなと思ったのですが、花火を揚げた人の言葉になってしまいました。
瀕死のエンタメ業界の風刺?みたいないらないニュアンスも出てしまいますね。
やはり元の句を楽しませていただきます。

点数: 1

「ななつめの菜も鍋の中七日かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: ななつめの菜も鍋の中七日かな

お世話になります。
技術面を理論的に解説していただけるの大変ありがたいです。
イサク様はどこかで俳句の勉強されたんでしょうか?
「バナナだよ」の句はもう少しサイケな感じになるかと思ったんですが狙いが外れて単なる謎句になってしまいました。
「青柿」の方はスタンダードな句に挑戦したもののやはりまだ季語選び下手ですね。
色々ご提案ありがとうございます。

他の方も楽しんでらっしゃるみたいですし、季節はズレてますがぎしぎしの句に続きこちらの句にコメントさせていただきます。
「かな」のダメ押しが特に良いですね!
強いて言えば「ななつめ」と「七日」がもっと突拍子もない取り合わせだったらもっとすごい…と思いましたがそこまですると句として破綻しそう。
私もこんな風に俳句作りたい…んですが他の方のコメントのように俳句の世界では歓迎されないのでしょうか。
韻を踏むのは普通に推奨されているようですし、短歌とか「わがみよにふるながめせしまに」みたいなの大好きですよね。
その辺りのルールが分からず、いつかどこかでまたイサク様の解説が聞きたいですね(´ー`)

点数: 0

「止まれてふ七月尽の標識ぞ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 止まれてふ七月尽の標識ぞ

いつもコメントありがとうございます。
俳句は単体で味わうものかとは思いますが、こうして誰々の作品一覧という形になるとどうしてもひとつひとつの作品が相互に影響し合うように思います。
そこをいくと私の一覧、後朝だったりバナナだったり政治批判だったりと情緒不安定この上ないですね。
それを「冒険」とカテゴライズしていただき嬉しいです。
今後もやりすぎない範囲で冒険していきたいですね。

この句も、げば様の過去作品「夏の果」の句を思い出しました。
「水無月尽」は6月の終わりであり俳句的夏の終わりを意味する季語で、奇しくもほぼ同じ意味の季語、テーマも共通しているように思います。
アンサーソング?と捉えて一方通行の道に止まれの標識が、と思うと「ぞ」には強い抵抗の意思を感じます。
またも勝手な解釈をしてしまいましたが。
実際の風景とのことですが、私にはいつかどこかの心象風景のようにも思えました。

点数: 2

「止まれてふ七月尽の標識ぞ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 止まれてふ七月尽の標識ぞ

考察?合ってたんですねやったー笑笑
七月の果てにポツンとある止まれの標識に私が持つ印象は荒涼、絶望…なんですが、「ぞ」の一文字に急に力強さを感じました。
これは句の中にげば様の存在を感じたということなんでしょうね。
句の狙いからは外れているかもしれませんが私も助詞の力すごい〜と思わせていただきました。
「アンサーソング」はちょっとバカすぎましたね意味も違うし…連作?かな?

「くじびき」の句はよくあるディストピアの日常(???)を読んだつもりでした。
いつかどこかの風景としたくて無季に。
シャーリー・ジャクスンの短編『くじ』をだいぶ意識しています。
くじびきで明日が決まる世界怖くない?と思ったのですが宝くじも、甲子園もそうですよねえ。
いつかどこかのディストピア、あるいは今私達が生きている今がそうなのかもしれません…と〆てもいいでしょうか。ダメですね。

点数: 1

「鬼が出て闇の深まる薪能」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 鬼が出て闇の深まる薪能

いつもコメントありがとうございます。
この句はシャーリー・ジャクスンという小説家の短編『くじ』に影響を受けました。
所謂ディストピア小説というジャンルで、我々とは異なる価値観で生きる人々が描かれています。
そうした世界観の作品を読み慣れている人にとっては割とすんなり飲み込める設定ではないかと思ったのですが、実際のところは分かりません。
取り敢えずそうでない人には何がなにやらといった句ですよね。

こちらの句、最近の作品の中でも好きな句です。
「闇の深まる」がやや平凡な印象ですが、この一瞬を切り取って俳句にされたのが流石だなと思います。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

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