俳句添削道場(投句と批評)

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鬼が出て闇の深まる薪能

作者 久田しげき  投稿日

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「鬼が出て闇の深まる薪能」の批評

回答者 知世

いつもコメントありがとうございます。
この句はシャーリー・ジャクスンという小説家の短編『くじ』に影響を受けました。
所謂ディストピア小説というジャンルで、我々とは異なる価値観で生きる人々が描かれています。
そうした世界観の作品を読み慣れている人にとっては割とすんなり飲み込める設定ではないかと思ったのですが、実際のところは分かりません。
取り敢えずそうでない人には何がなにやらといった句ですよね。

こちらの句、最近の作品の中でも好きな句です。
「闇の深まる」がやや平凡な印象ですが、この一瞬を切り取って俳句にされたのが流石だなと思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「鬼が出て闇の深まる薪能」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

コメントありがとうございます。やはり「ぞ」は作者の心情を出しすぎました。反省です。語彙についての返信もありがとうございます。句集、3作品までも出ているのですね。すばらしい、一度拝読してみたいですね、句集。

さて、御句。今回はこれが一番お気に入りです。薪能にはあまり詳しくありませんが、鬼が出てくる演目ということは夕刻から夜にかかっていくという時間帯ですね。かがり火が煌々と焚かれ、鬼がついに登場する光景が見えてきました。鬼で光景の時間帯や色合いまで表すとは勉強になります。能楽にも造詣があるのでしょうか。もっともっといろいろなものに目を向けて行こうと思わされる今日この頃です!

点数: 1

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添削対象の句『鬼が出て闇の深まる薪能』 作者: 久田しげき
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