俳句添削道場(投句と批評)

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臨終の言葉の如き花火かな

作者 負乗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

花火は、華やかなものであるはずですが、昨今はコロナ禍とかで、花火大会も中止にしている所が多いようです。
昨年、それでも何発か予告なく、花火は上がりました。見物客もなく、人々は、おっ、と思うだけでしたが、、一発一発揚がる花火は、とても幻想的でした。なにか、それが人の臨終の言葉のように思えて…
美しかったですね。

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「臨終の言葉の如き花火かな」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。

御句、私も最初は線香花火を思い浮かべました。線香花火の、バチバチと火花を出して、最後にボトッと落ちる感覚はたまらないですね。我が人生、というか…。

御句は、ドーンと大きく花開いて終わる花火を臨終の言葉にたとえました。ということは、次のような状況でしょうか?
「◯◯◯(奥さんの名前)、有難う、お前のおかげで楽しい人生だった。
ちょっと先に行ってるよ…。◯◯◯(子どもの名前)、母さんを頼んだぞ。優しくしてあげてくれ…
ガクッ」
なんとも切ないですね。
これは提案の余地がありません。

ちなみに、当初私がひねり出した提案句は、
 打ち上げ花火臨終の如く散る
というものでした。しかしこれでは負乗さんの言いたいことと違うな、と思って考え直し、提案無しに至りました。

ちゃんとした花火大会に行かなくなってもう何年も経ちます。これでは人生損したまま終わってしまう…。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「臨終の言葉の如き花火かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句拝見しました。
この句、よくないですか!
初見、線香花火の印象を受けたんですが、いや、「花火」って書いてあるし違うな。ということは、華やかに彩られている花火じゃないのかな。
しっとりと上がってはしっとりと消えていく、この夏の終わりとともに。それが最期の言葉のようだということなのでしょうか。しみじみと趣深く感じました。

今年も打ち上げ花火は見ることができていませんが、8月に入れば、近くで恒例の花火があるやもしれません。期待していますが、御句を拝読して、少し花火の見方も幅が広がるかもしれません!

点数: 1

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「臨終の言葉の如き花火かな」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
先日は「炎天」の句に余計なちゃちゃを入れてすみません(>_<)
些事はさておき元の句が良い句だから大喜利(違う)が盛り上がったのだと思います。 

こちらの句ですが、とても良いですね。
負乗さんの句には度々「その発想はなかった!」と勉強させていただいてます。
私もげばげば様と同じく線香花火などをイメージしてたのですが、コメントを読んで納得しました。

臨終の言葉の如く花火揚ぐ

↑は打ち上げ花火であることが分かるようにできないかなと思ったのですが、花火を揚げた人の言葉になってしまいました。
瀕死のエンタメ業界の風刺?みたいないらないニュアンスも出てしまいますね。
やはり元の句を楽しませていただきます。

点数: 1

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「臨終の言葉の如き花火かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「臨終の言葉」の措辞の受け止め方でいろいろ考えさせられますね。感謝なのか、怒りなのか、ただ冷静に遺産の配分を語るのか・・・

まるごと比喩+「かな」の句形について、ちょっと迷っています。

・臨終の言葉の如く花火燃ゆ

点数: 1

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「臨終の言葉の如き花火かな」の批評

回答者 鬼胡桃

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
句に関してですが、良く感じます。
花火の打ち上がった時の華やかさから消えるまでの儚さと命尽きるとがマッチしてるように思えます。
今朝、季節が違いますが一句作りましたのでコメントお願い致します。

点数: 1

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