「渋谷路上置き去られたるパイナポー」の批評
回答者 げばげば
添削した俳句: 渋谷路上置き去られたるパイナポー
こんにちは。
いつも丁寧で的確な添削ありがとうございます。
「夏休み」についてのなおじいさんのご質問ご返答も勉強させていただきました。
「青鷺」の句、最徐行という言葉にアオサギをいたわる気持ちをこめてみたんですが、やはり説明的になりますよね。驚かぬよう、は残していただいてよかった。悩みました。でも「ひき殺さぬよう」ではなく「驚かぬよう」と音すらミュートにしようというのが少しでも伝わるよう留意したのですが、まだまだ伝える力が足りません。
さて、御句、チャレンジ句ですね。パイナポー、たしかに私もふざけて「パイナポー」というときはありますが、まあ、かなりふざけているときです。
路上にその異物があるということに加えて、俳句の中にその異物が飛び込んできているというところが面白いあと思います。
そうなると「渋谷」という言葉があるから、はいはい、渋谷だからパイナポーねとすと入っていってしまい、逆に渋谷という言葉もなく、ラストがパイナポーでしめられていたら、より異物を感じて、ん?どういうこt、もしかして、渋谷などの繁華街の路上だったのか?みな、おーパイナポーじゃん、って言ってるのかなと想像させられて面白いのでは?と思ってみました。
いつもそんなことをやってるから読み手のイメージがわかない句を詠んでしまうげばげばではあります。今回私は光景の少ない句を上げてみました。こういうのはイマイチなのかあ、またぜひご意見きいてみたいです。
点数: 1