俳句添削道場(投句と批評)

74さんの添削最新の投稿順の16ページ目

「室外機まはりて蜂のざわつけり」の批評

回答者 74

添削した俳句: 室外機まはりて蜂のざわつけり

こんばんは。いつもコメントありがとうございます、励みになります。
松島は大小様々な小島群が見所だそうで…観光としては松島クルーズがイチオシのようです。五大堂は陸(街)から橋を渡って行ける小島ですね。
橋の辺りまでは灯りがあったけどその先は立入禁止看板付きの柵や暗がりが見えるだけ…というのをどう表現したものか唸って放り投げてしまいました。「透かし橋」で検索した所、五大堂へ渡る橋のことだけヒットしたので間接的に五大堂(松島)を詠んだつもりでした。
名句のオマージュもいいですね!暗くて見えない嘆きが拙句より伝わります。私がいじると何故か不穏な描写に偏ります…

さて御句ですが。アシナガバチはよくよく家の周りに営巣しますよね。実家ではポスト付近に小さい巣ができていました。
室外機に巣を作るのか!?という驚きひとつともしかして室外機内の僅かな空洞に…!?という驚きもうひとつがコメント含めて初見読後の感想です。
室外機の稼働音以外に気付いた日常の発見ですよね。光景の切り取りが光ってると感じました。面白いです。
皆さんのコメントも提案句もまた面白いですね。勉強になります。

点数: 1

「吾の俳句見たくもなくてところてん」の批評

回答者 74

添削した俳句: 吾の俳句見たくもなくてところてん

イサクさん、こんばんは。いつも理論的なご指摘ありがとうございます。
反省点が的確ということで、更にご指摘も加わり推敲し直す取っ掛りを掴めた気分です。
「灯し」と「闇」は矛盾ですよね。一人称視点で闇(暗がり)を見ているのに背後の灯り(街)を説明していて季語を立てられてないですね。自分ではなんか違う気がすると思うまででした…
固有名詞の意義も怪しいです。透かし橋を選んだのも「五大堂を見れなかった」の説明になってますね。イサクさんの添削を参考にもう一度考え直してみます!

御句、ところてんは99.9%水ということで、たくさんボツにした自虐句…という読みでいいでしょうか?
げばげばさんのコメントのようににゅーっと出す場面にも読めますね。気分をさっぱり切り替えたいぞと食べてる所かも。卓鐘さんのユンケルの句へのアンサーにも見えてきました。ボボボーボ・ボーボボのところてんがへたれてる場面も連想しました。
創作活動に気分転換の時期は付き物ですよね。リフレッシュはお済みでしょうか?

点数: 1

「路肩にて咲くやババヘラ出羽の夏」の批評

回答者 74

添削した俳句: 路肩にて咲くやババヘラ出羽の夏

こんばんは。よろしくお願いします。
山形〜秋田の路肩にぽつんぽつんとビーチパラソルと共にいるババヘラアイスの方々ですね。たまに出かける度に見かける謎の光景でしたが、アイスの販売と知り納得しかけ、なぜぽつんぽつんと車もなく置き去り状態に…?と思っていました。そういう経営形態だったんですよね〜トイレや休憩大丈夫なんでしょうか…あの様子を詠もうとした発想に感嘆しています。

ババヘラアイスをそのまま固有名詞として出すか、比喩「路肩の花」と共に「ババヘラ」とするかだと、感覚的には比喩が好ましいです。俳句として成立させる技術が必要そうですが…
中七の語順を変えるだけでもスッキリと読めそうな気がします。「咲や/ババヘラ」より「ババヘラ咲くや」の方が口に出しても音のつまりがなさそうです。

御句、楽しく鑑賞できました。また山形〜秋田に出かけたいものです。

点数: 1

「バナナだよほがらかうたのおねえさん」の批評

回答者 74

添削した俳句: バナナだよほがらかうたのおねえさん

知世さんこんばんは。よろしくお願いします。
おかあさんといっしょいいですよね。子どもがノリノリで体動かしてる所含めて楽しい時間です。
「うたのおねえさん」でもう、あれだー!と分かるのが良いですね。最高です。
ほとんどひらがななのも、子どもと一緒に見てるのかなぁと想像できて微笑ましくなりますね。
イサクさんの指摘の三段切れに驚きです。上五/中七下五の構成だと思っていましたし違和感がなかったので。朗らかで切れるということはにこやかでも…そして朗らかの方がおねえさんらしいですね。やはりそのままの方が好ましいです。

点数: 0

「蒲公英の絮に散歩の足を止め」の批評

回答者 74

添削した俳句: 蒲公英の絮に散歩の足を止め

イサクさんこんばんは。いつもコメントありがとうございます。
旅の思い出シリーズは固有名詞+季語+体感縛りと考えると難しいテーマに挑戦してましたね。皆さんのご指摘もあり少しずつですが五七五と季語以外の定石を学べています。
イサクさんの提案句だとぐっと愁いと詩情が出ますね。描写の幅を増やしたいものです…

御句、たんぽぽのわたを漢字表記すると途端に見慣れぬ何かの詩になりますね。
足を止めたのは今まさに綿毛がふわりと飛んで離れていく所で思わずだったのか、綿毛ふわふわのたんぽぽを見かけて吹き飛ばしたくなったのかな?と読みました。もしくは手を繋いでいるお子さんがいたら足を止める事態になっていそうです。
素直に光景は想像できるのですが、直近のイサクさんの句と比較すると切れ味が鈍い雰囲気ですね。「散歩の足を止め」がそのままだからでしょうか…?私だったら自分が足を止めてても子どもに登場してもらうかもしれません。

点数: 0

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