俳句添削道場(投句と批評)

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秋の灯や感想文はあらすじに

作者 74  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

明日のプレバトお題が宿題ということで悩んで唸って空白の時間が過ぎて、ふと読書感想文が苦手だったと思い出しました。
夏休みの宿題の提出期限は休暇明け最初の授業に「忘れました」と言ってからが本番です、な不真面目学生でした。今週のお題への取り組みがあの頃の読書感想文に似てる気分です。

季語「秋の灯」…最初「休暇明」にしようかと調べたのですが…中七下五が散文説明なのでくどいかな、と思い変更しました。上手くいってない取り合わせな気がします。
中七下五…読書感想文が本当に苦手で、だいたいあらすじやら要約になっていたのを素直に描写したつもりですが、「は」や「に」が合ってる確証を持てていません。「〜を〜に」「〜の〜を」「〜の〜に」「〜が〜に」…思いつくのを並べて呟いても散文説明から逃れらないような…

皆さんのご意見よろしくお願いします。

最新の添削

「秋の灯や感想文はあらすじに」の批評

回答者 はや

パッと見て好き!と思いました。
私は「秋の灯や」が読後の感情を表現していると思って、「こんなしみじみとした気持ちに浸ってるのに、感想を書けと⁉ この本が好きすぎてただのあらすじになっちゃうんですけど」という憂い?の句かと思いました。
宿題を慌ててやっている描写だったのですね。それならと「あまりに素晴らしくてこの感動を言葉で表すことができません」という一文で感想文を提出することを考えました。
秋の灯や言葉にできぬとマスを埋め
先生に怒られますかね…

「枝豆を…」の添削ありがとうございました。
74さんをはじめ皆様にあれこれご意見いただけること、いつも嬉しく思っています。その中で勉強不足を反省したり考えの浅さに気づかされたりして、それが全部自分の糧になると思っています。ですのでこれからもがんがんお願いします!
「吾子可愛い」私もいっぱい表現したいです(笑)

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「秋の灯や感想文はあらすじに」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます。

御句、拝読しました!
私は感想文大好きっこだったので、比較的先にやっちゃった派です。逆にドリルかとか、漢字練習のような、埋め尽くす作業系を後回しにしちゃうというか、不毛に感じちゃうタイプでしたね。

たしかに、夏休みの感想文が「秋の灯」がぴったりかは迷いますね。でも、「夏休み」と感想文じゃストレートすぎるし、ということですよねー。

中七下五ですが、感想文の中身がどうなったかという結果を書いているので、説明感が出ているのかも。感想文と格闘している光景を書く方がいいのかもしれませんね。

秋の灯や感想文と果たし合い

とかどうでしょう。ついに君と戦う日が来たっていう、「お徹夜」が始まるような。

「秋の灯」って夜学感もそうですが、家族との灯っていう気もするんですよねー。実景ではないかもですが、家族が登場しそうににおわせてもいいかもしれません。

秋の灯や感想文を囲む父母

とか

宿題の作戦会議秋灯し

とか、こんな感じだと、あーでもないこーでもない、家族と話している感じも出て、宿題が大変だったというより、宿題ができてなくて家族といろいろやったのも素敵な思い出というところまで昇華できそうな気がして。いかがでしょう(*'▽')

74さん、お仕事も始まって大変でしょうが、頭の中には作句もあり、いいですねー。私も仕事しながら、頭の中に作句や俳句のタネなんてことがすぐよぎっていきます。それもまた楽しですね(*'▽')

点数: 1

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夏休みあらすじならぬ感想文

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。74様、いつもお世話になってます。

御句、おっしゃること、かなりわかります。かなりわかりますと微妙な言い方をしたのはわけがあります。
まずこれは、夏休みの宿題でいいですよね?そしたら私は夏休みを推しますね。秋の灯はもちろん素敵な季語ですが、ちょっと余裕とロマンが、漂い過ぎではと思います。
また、「休暇明け」もいかがかと。どうも休暇というと、社会人のイメージがおり、感想文の宿題と馴染みません。
次に、74さんは、感想文を書こうとするとどうしても「あらすじ」のようになってしまうということですね?それなら救いがあるじゃないですか。一般に、感想文が苦手な子は、色々なところに書いてあるあらすじ(一番手近なのは、その本の巻末の「解説」にある)を丸写しして、あたかも感想文のように仕立てるのです。最近はネットで容易くできるようになりましたね。ですから、74さんのように、感想文を書くとあらすじのようになるのではなく、あらすじを書いて感想文のように見せるのです。

提案句は、74さんのことを詠んだはずなのに、一般にも通じるような句になったかもしれません。どちらも苦労するのは同じということですね。

点数: 1

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八月尽あらすじだけの感想文

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

助詞について
・感想文はあらすじに
あげてもらった中では一番良い選択かと。人が出てこないので、意図せず結果としてあらすじだけになっちゃった感じが出てます。
・感想文をあらすじに
「を」によって、動作の対象を示すので、人の作為が少し見えます。
・感想文のあらすじを
「の」が主格ではなく所有と捉えるので、感想文に対するあらすじをなんかしたという意味になり意味が変わっちゃいます。
・感想文のあらすじに
主格の「の」と取れなくもないですが、かなり曖昧なので、やはり所有で、感想文に対してのあらすじに(なんか感じた)みたいな意味になります。
・感想文があらすじに
「が」は主語を強調する働きがあるので、感想文があらすじになっちゃったよ!的なニュアンス。

ただ、尻切れの説明臭は否めませんね。
「あらすじだけの感想文」とものだけにすれば、少し説明臭さは軽減されます。(それでも残るけど、言いたいこというにはしょうがない)
季語は、「秋の灯」はなおじいさんおっしゃるようにちょっと違う(侘び寂びや情緒という大人感になるので)ので、夏休みでもいいですが、例えば「八月尽」など置いてみると、8月最後の日、明日から学校。この感想文は、あらすじだけの感想文だなぁと少しは、情緒が出る。。。?

点数: 1

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あらすじの感想文や秋灯

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

御句、意味はよくわかりました。
わたしも感想文大好き派だったので(ただし好きだった分余裕ぶっこいて夏休み終盤に全部書く派)「みんななんで感想文があらすじなんだろう?」と思っていました。

御句、ご本人のコメントや他の方のコメントでだいたい分析されてしまっているので、私からは「説明臭さ対策と、季語の寂寥感を生かすための語順変更」を提案して去ります。

点数: 1

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