俳句添削道場(投句と批評)

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朝寒に波跳弾す神割崎

作者 74  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋の旅行②
岸壁を走る波が三角飛び(パルクールとかで見る壁走り等)のようにして迫るのが印象的で、思わず動画を撮りました。跳弾だと散弾銃っぽい雰囲気なんですよね…三角飛びだと地名と合わせ難い。
神割崎…かみわりざき。二月中旬十月中旬頃に、岩を真っ二つにしたような神割崎の隙間から日の出が見れる。この旅ではなんとなく行先として決定したため時期外れでした。しかし私以外にも時期外れ観光してる人は僅かに居ました。早朝の方が活動時間としては正常ですものね。
季語…秋の波とするかその関連を調べてもどうも野分の頃以外は穏やかな様子が本意らしく、詠みたい光景に合致しないと断念して朝寒を選びました。
跳弾…比喩で使っていいものか、比喩が適当か。適当ではないと感じつつも他の言い様が思い浮かばず選択しました。

皆さんのご意見よろしくお願いします。
ここは観光用の駐車場整備もされていましたから、皆さんも是非実景を見に行ってみてください。岩の間の狭い隙間から迫り来る波は迫力があって良いです。あまり足場の中の海よりに立つとたぶん攫われかけますが。

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「朝寒に波跳弾す神割崎」の批評

回答者 知世

いつもお世話になっております。
「われから」面白いですよね。どういった経緯で歌に詠まれるようになったのか。
語源としては「割れた殻」脆い甲殻類で海藻干している最中に粉々になってしまうようです。
浜遊びかそれとも食卓の椀にでも紛れていたのか貴族が下男に「これはなんというものだ」「こちら割れ殻という虫にございます」「おお「我から」とはいとをかし〜」なんてやりとりがあったのかしらと勝手に妄想しております。
現代の我々はまるっきり想像に頼るしかないのですが、それが却って半ファンタジーな面白さを生んでますよね。
「トポロジー」もまるっきり妄想の句で、ドーナツを眺めて、これとコーヒーカップが同じって?幾何学って何なの…?とぼんやりしてそのまま思考が宇宙まで飛んでいってしまうイメージです。
自分でも何言ってるのか分かりませんが、数学いっこもわからん、という句なのでむしろ文系の人に共感してもらえ…どうでしょうね。

さてこちらの句他の方の句に紛れて見落としておりました。
随分時間が経ってのコメントで今更感ありますがごめんなさい。
動画と併せて鑑賞させていただきました。
これ本当にパルクールみたいですね〜すごい。
とはいえ私がこの神割岬を訪れたとしてきっと波や巌の迫力に感心しても跳ね返る波まで気づかなかったかも。
ここに注目する目がまず素晴らしいと思います。
「三角跳び」がとても面白いのでぜひ使用したいですが実景を知らない人に理解してもらうのは難易度高いですね。
「跳弾」ならある程度光景を思い描きやすい、読み手に親切な表現であると思います。
いっそ「神割岬」の五文字を削って…と思いましたがまた良い地名ですね〜…。
もう季語を削ってしまえ、という卓鐘様の提案分かります。
74様の句以上の句が思い浮かばないので提案は無しでこのまま鑑賞させていただきます!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「朝寒に波跳弾す神割崎」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます。

パート2キタ――(゚∀゚)――!!
神割崎。まず名前がいいですね、神様が割った崎。
実際大荒れの動画を観ましたが、これはすごいですねー、岩と岩の間から波がどばーーーんですね。すごい。飛沫がまるで跳弾しているようということですよね。
実景を見ていないからわからないけど、まるで散弾銃のようだというのがベスト表現なのでしょう!見てみたいなー、実際。跳弾のような波しぶき圧巻だろうなー(*'▽')

上五「に」が少し気になり、

朝寒の波跳弾す神割崎 にしてみました。本当は

朝寒や波跳弾する神割崎   とおきたいですが、字数が合わず。

朝寒や弾雨のごとき神割崎

神割崎で、波という言葉を省くのはいかがでしょうか?跳弾のにおいを残しつつ、弾雨とたとえてみました。

波が飛び散るということを大仰に大仰にして詩にしていく試み、74さんこれ、いいですよねー!③もぜひぜひ楽しみにしていますー(*'▽')

点数: 1

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白波や神割崎に脈動す

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。74様のコメントは視点が面白く(interestingの方)とても楽しく読ませてもらってます。

御句、一読気になったのは、漢字のとその画数が多くて重々しい気がしました。その重厚な見た目が句の内容に見合っているといいのですが、勢いよりも重厚感が出てしまっていて、少し意図しない効果になるのではと思いました。(割と字の見た目も重要と言うことで)

ネットで光景確認しました。なるほどなるほど。掲句の添削というより、この光景を僕が詠むならということでおいておきます。ご参考まで。
僕なら、もうこれは、無季で詠みます。

点数: 1

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「朝寒に波跳弾す神割崎」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

旅先シリーズお待ちしておりました!
神割崎、パルクール、跳弾、見慣れない言葉が多くてまずは調べるところから。…へー、跳弾はそのままの意味か、パルクールすごいなこれ。
そして神割崎、迫力ありますね!目の前で見てみたいです。
ただ「神」に銃はなんだか物騒だなと感じました。しぶきの激しさを表現するにはそのくらいの勢いが必要なのかもしれませんが…
朝寒に波駆け昇る神割崎
パルクールの壁登りに影響されました(笑)

「窓こすり…」の添削ありがとうございました。
私の中でリフレインと言えば74さんなので、コメントとっても嬉しいです。
リフレインを使ってみたい、という思いを拾ってくださった添削句、ありがとうございます。もやもやふきふき、なるほどそんな手が!
リフレイン、また挑戦してみたいと思います。

点数: 1

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「朝寒に波跳弾す神割崎」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場失礼します!
動画ありがとうございました。
朝焼と白波すごいなあ。たしかに三角跳びみたいだなあ。

波のパルクール秋の神割崎

と対の句またがりで置かせてもらいます!

点数: 1

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神割崎うそ寒し波のパルクール

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

動画を探していましたが独力では見つからず・・・リンクいただきました。

「跳弾す」なんとなく言いたいことは伝わりますが、波しぶきの粒があちこちに跳ね返っているみたいですね。
げばげば様も再登場で選んでいる「パルクール」かなあ・・・?

全体の構成ですが、「波」と季語は分けた方がいいと思いました。「神割崎」という地名をどちらへ寄せるか・・・
提案句では、冒頭の十音で切って終止形です。十九音の破調になってしまいました。

点数: 1

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