俳句添削道場(投句と批評)

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汗流れにじむゴールへ放物線

作者 煉獄千寿郎  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

真夏の暑い体育館でのバスケの試合、ギリギリの攻防をむかえた終盤。
このスリーポイントシュートをキメたら逆転できると覚悟して思い切りボールを放りなげる。顔から流れる汗で、目指すゴールはかすみ、にじんで見えている…それでも念じる「キマれ!」と。

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「汗流れにじむゴールへ放物線」の批評

回答者 なおじい

時透無一郎さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
先にイサクさんがコメントを残していらっしゃいます。これはほぼ完全なのですが、そうなると後の出番がないので、重複承知で私もコメントさせていただきます。

御句、何かのスポーツを詠んだ句だとはわかりますが、それが何かはわかりませんでした。なぜなら汗をかいてゴールを狙い、放物線を描く(おそらくボールが)はいくつかあるからです。私はラグビーかなと思いました。

もちろん自分の好きなスポーツを思い浮かべればいいのですが、できれば作者の思ったものを思い浮かべてほしいですね。

・丸い輪へボールと汗の放物線
・汗と飛ぶスリーポイント放物線

バスケットボールを意識して作ってみましたがいかがでしょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「汗流れにじむゴールへ放物線」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。
初心者さんですね。俳句の世界へようこそ。

私のコメントは若干厳しめなので、気になったらスルーしてください。

工夫はとても見られる句だと思います。
ぱっと読んで気になったのは、何のスポーツかわからなかったこと。サッカーかハンドボールと思ってました。バスケとわかる要素を少しだけ足した方が、受け取り手が映像を想像しやすくなると思います。

で、バスケの要素をわからせるための言葉を入れるために、どこかを削りたいので、句の中の無駄なところを探すわけですが、
この句の最大の弱点は、みっつの要素がバラバラに主張しあっている点だと思います。
「流れ」は汗のこと。「にじむ」は自分の視界のことorゴールの映像。「ゴールへ放物線」はボールのこと。
国語の授業で「一つの文章で主語が何度も入れ替わると、読む側がわかりにくい文章になる」というようなことを習っていると思いますが、そういう状況です。
たった十七音しかない俳句のテクニックとしては、「季語」+「もうひとつの要素」、というふたつくらいまでに収めた方がよいです。

たとえば
・汗の手の放つシュートの放物線
これで少なくとも「手で放ったシュートが放物線を描くスポーツ」というところまでは具体的になります。

あと追加で小うるさいことをひとつ。
スポーツで流す「汗」は季節にあまり関係がないので、本来は季語としては少し弱くなります。よほど俳句を追求しない限りはそこまで気にしなくてもよいですが。

点数: 3

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添削対象の句『汗流れにじむゴールへ放物線』 作者: 煉獄千寿郎
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