回答者 なお
添削した俳句： 種子飛ばし遊戯す父子や眩しけり
よねさん、こんにちは。
御句拝読しました。光景浮かびますよ。楽しそうですね。何の種でしょう？
御句、四点気になったところがあります。
一点目、季語
二点目、原句では、「遊戯」がちょっと硬い表現であることに加えて、「遊戯す」で切れてしまっていることです。
三点目、「ゆうぎすおやこや」と、中八になっています。
これは「遊ぶ」でいいのではないでしょうか？それなら親子につながります。
四点目、「親子や」と「眩しけり」と、切れが重なっています。眩しけり、これは、けりで、詠嘆するのはそぐわないと思います。理由がうまく言えないのですが、いま見ている光景ですよね。
・種子飛ばし遊ぶ親子や風光る
眩しさは、風光るで置き換えてみました。
よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句： 起こされし雨音波音春の朝
東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。春に海の家に宿泊なさったのですね？通年営業なのでしょうか？おそらく、釣り人が多いのでしょうね！
先の方々から、「波音」を「なみね」と読むことの不自然さと、この構文では、雨音と波音が起こされた、となってしまうことについて出ていまして、同感です。
私は下記のように提案させていただきます。
・雨に起き波の音聞く春の朝
・雨に目覚め波音聞くや春の朝
どちらも今ひとつではありますが、よろしくお願いします！
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句： 利き腕の違う姉妹や雛納め
るるさん、こんにちは。
御句拝読しました。姉妹（兄弟）で利き腕が異なることがあるのですね？私の周りはみな右利きなので…。
よく、左利きの人と食事する場合は、その人が座る席を気にしますよね。肘がぶつからないようにと。
さて御句ですが、「姉妹」としたことで、左利きの妹さんが一人で片付けているのではなく、肘がぶつかったりしながら仲良く作業をしている様が浮かんで、いい句だと思います。このままいただきます。
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句： 啓蟄や更新中の進化論
田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。
この句の良し悪しもさることながら、コメントがちょっと気になりましたのでお伝えします。
懲りずに啓蟄で三句目、とのことですが、啓蟄は旬の季語
まして、今回の啓蟄の句は、みんな趣きが違いますから。
逆に、一つのテーマで似たような句を何度も出されるよりいいと思います（大輔さんのことを言っているわけではありません）。
御句、私は面白いと思います！寒くなって活動を止めていた生き物（虫）たちが、暖かくなったので活動を始める。その中には、昨年の秋冬よりも少しでも進化している動物がいるかもしれないですね！なんだか、夢のある話です！
よろしくお願いします。
点数: 1
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