俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1437ページ目

「三味線のばちの勢ひ秋暑し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 三味線のばちの勢ひ秋暑し

蛙星さん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー。つい先日のテレビで、アイドル歌手としてデビューしたがその後演歌のほうに転じた方が三味線を抱えて熱唱なさっていて、その後ろに三味線の達人のような年配の男性が二人座って伴奏?していました。そのお三方のばち捌きが揃っていて感動しました!

そこで、原句のほうがいいと認めたうえで、

・三味線のばちの揃ひて秋暑し

も置かせてください。
蛙星さんは、いい感じの句をお詠みですね。また聞かせてください!

点数: 1

「戸を開く年越し近し冬の道」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 戸を開く年越し近し冬の道

名取葉月さん、こんにちは。
御句拝読しました。やはり漢字のほうが感じがいいです(笑)。

御句、私は年越しと冬の道の重なりもさることながら、「戸を開く」という措辞が、本当に玄関とかの戸を開けるのではなく、新年の戸を開けるみたいな比喩かと思いました。そうなると、年越しという季語と被るなぁと思いました。
コメントを拝読しましたら、「戸を開く」は比喩ではなく、本当に玄関を開けることなのですね。

・玄関を出て年越の道を行く

それとは別に、私があれ?と思ったのは、初詣に行くのに「年越しが近い」とおっしゃっていることです。我が家では、初詣は元日に行きますので、もう年を越しているのにと。一瞬あれ?と思いましたが、そうか、葉月さんは大晦日の夜に出かけるのだな、と理解しました。
そうなると、年越詣とか、除夜詣という季語もありますよ。

・白き道ザクと踏み出す除夜詣

点数: 1

「寒空に温き君の手は何処」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 寒空に温き君の手は何処

柳原真三さん、こんにちは。
御句拝読しました。
ちょっと切ない、ルビーの指環みたいな雰囲気ですね。

気になりましたのは、まず中の句が字足らずではないか?ということです。「ぬくききみの」で、六音ですか?「温かき」ではないから、「あたたかききみの」ではないですよね。それにこれだと中八になるし。
とにかく中の句は、七音にしたほうがいいですよ。(人のこと言えませんが💦)
それと、「ぬくし」は春の季語で、「暖か」と同様に気候が温暖なことを指します。
今回のように「温かい手」というような場合は季語にはなりませんが、混乱しがちなので「寒空」のような冬の季語との併用は避けたほうがいいかもしれません。
「寒空に君の手を思い出している」と言えば、誰が読んでもその手は冷たかったとは想像しないと思いますよ。
その意味で、提案句は慈雨さんのものに一票です。
よろしくお願いします。

点数: 0

「残り葉の落ちそで落ちぬ冬めきぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 残り葉の落ちそで落ちぬ冬めきぬ

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。
完全に葉が落ちてしまった木立を見て冬を感じるのではなく、一枚残った枯葉を見てそう思うところに独創性がありますね!

ただ、気になりましたのは、一つは慈雨さんと同じで、落ちそで落ちない→だから残っているのではないか?という点と、もうひとつは、これはあえてかもしれませんが、「ぬ」の重なりです。ヒッチさんのことですからご承知と思いますが、最初の「ぬ」は落ちないという否定の「ぬ」で、後の「ぬ」は冬めいてきたという過去の「ぬ」ですので、その辺がどうなのかなと思いました。
そこでその二点を解消しようとしますと、慈雨さんがいい提案なさっていて一票としたいのですが、悔しいので(笑)、

・散り残る葉の輝きや冬めきぬ

あまり良くない、ごめんなさい。
よろしくお願いします。

点数: 1

「月光や眼鏡持たずは道しるべ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月光や眼鏡持たずは道しるべ

Ricolaさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。私もそういう経験ありますよ!
でも、そういう経験、というのはコメントを拝読してわかったので、俳句からはちょっと意味をとらえきれませんでした。
月光や、で一旦切れが入っていますので、「眼鏡持たずは道しるべ」?となりました。これが、

・月光は眼鏡持たずの道しるべ

であればわかりますが、なんだか説明的になってしまいますね。

・眼鏡なく月の光を道しるべ
・眼鏡なき身を月光のサポートす

よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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