「戸を開く年越し近し冬の道」の批評
回答者 なお
名取葉月さん、こんにちは。
御句拝読しました。やはり漢字のほうが感じがいいです(笑)。
御句、私は年越しと冬の道の重なりもさることながら、「戸を開く」という措辞が、本当に玄関とかの戸を開けるのではなく、新年の戸を開けるみたいな比喩かと思いました。そうなると、年越しという季語と被るなぁと思いました。
コメントを拝読しましたら、「戸を開く」は比喩ではなく、本当に玄関を開けることなのですね。
・玄関を出て年越の道を行く
それとは別に、私があれ?と思ったのは、初詣に行くのに「年越しが近い」とおっしゃっていることです。我が家では、初詣は元日に行きますので、もう年を越しているのにと。一瞬あれ?と思いましたが、そうか、葉月さんは大晦日の夜に出かけるのだな、と理解しました。
そうなると、年越詣とか、除夜詣という季語もありますよ。
・白き道ザクと踏み出す除夜詣
点数: 1
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初詣の為玄関を開けると雪の道が出来ていたみたいな想像をしました