「寒空に温き君の手は何処」の批評
回答者 なお
柳原真三さん、こんにちは。
御句拝読しました。
ちょっと切ない、ルビーの指環みたいな雰囲気ですね。
気になりましたのは、まず中の句が字足らずではないか?ということです。「ぬくききみの」で、六音ですか?「温かき」ではないから、「あたたかききみの」ではないですよね。それにこれだと中八になるし。
とにかく中の句は、七音にしたほうがいいですよ。(人のこと言えませんが💦)
それと、「ぬくし」は春の季語で、「暖か」と同様に気候が温暖なことを指します。
今回のように「温かい手」というような場合は季語にはなりませんが、混乱しがちなので「寒空」のような冬の季語との併用は避けたほうがいいかもしれません。
「寒空に君の手を思い出している」と言えば、誰が読んでもその手は冷たかったとは想像しないと思いますよ。
その意味で、提案句は慈雨さんのものに一票です。
よろしくお願いします。
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どうも柳原です
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