俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1408ページ目

「センコウの番する義弟ながき夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: センコウの番する義弟ながき夜

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。添削一覧で御句お見かけして、句意はわかりましたものの、なぜセンコウなどとカタカナにするのかと思いながら、コメントまで開きませんでした。
いましがた開きまして、やはり線香のことだよな、でも季重なりって何?まさか線香花火のことではあるまいに、と。ですのでそこはイサクさんと同意見です。
センコウなんて、誤解されますよ(笑)。って、ごめんなさい、お通夜の句で笑っていてはいけませんね。

線香は季語ではないですが、使わないで詠むなら、

・弔いの火絶やさんとする夜長かな

義弟さんが消えてしまいました。季語でないから線香使って、

・長き夜や義弟に頼む線香守

点数: 1

「暖色の折り鶴つなぐ秋の暮」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 暖色の折り鶴つなぐ秋の暮

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。とてもいい句だと思います。
私は想像力の働きようがない句とも思いませんし、つき過ぎとも思いませんでした。
折り鶴をつなぐ、で千羽鶴を作っているのかなとは思い、「暖色の」で、スポーツの試合の必勝祈願ではないように思えますが、では何のためだろう?という想像が楽しめます。
鶴を折るというひそやかな時の流れが、秋の暮という季語と響きこそすれど、つき過ぎてはいないと思いました。
このままいただきます。

点数: 0

「ぶどう房をそっと握り妻を恋ふ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ぶどう房をそっと握り妻を恋ふ

ゴロウさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。切ない内容ですのでそちらについてのコメントは控えます。
純粋に俳句だけのことをコメントします。

単に店で買った葡萄という意味でなく、葡萄棚に垂れ下がっている景をお示しになりたくて、葡萄の房となさったのだと思われますが、先の方のおっしゃるように、リズムの悪さが先に立ち、感慨が湧きづらくなっています。

上五に六音を置くことはありますが、御句では「葡萄の房」を中七に置いて、流れを自然にしたいと思いました。

・妻植へし葡萄今年は房垂らし
・妻恋し葡萄の房を握りしめ
・妻思う葡萄の房を切りながら

点数: 1

「ケロイドに産まれし鶴よ光へと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ケロイドに産まれし鶴よ光へと

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。かなり思いの強い句ですので、コメントも慎重になります。

私は、初読では、句意がよくわからず、何か障害を持って生まれてきた鶴が、一生懸命飛んで行くさまを詠んだのかと思いました。

そしてご自身のコメントを拝読。そういうことですか。しかし、本句からは、慈雨さんのお気持ちや、そもそもコメントのようなテーマに関する句だとは想像がつかないです。
何度も読みますと、ケロイドに産まれし鶴とは、産まれつきケロイドのある鳥の鶴ではなくて、ケロイドは被爆国で、鶴は日本の国民のことで、「被爆国で産まれた私たち」というような意味になるのかと思えるようになりました。

私は、もっとダイレクトに言っても大丈夫、というか、そうでないと意味が伝わらないと思いました。

・被爆者の祈りに光秋の空
・非核との願い届くや秋麗

とかでもいいのかと思いました。
もし的外れなことを言っていたら申し訳ないです。平和を願います。

点数: 1

「いとしさは隔てる時間エリカ咲く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: いとしさは隔てる時間エリカ咲く

コウさん、こんにちは。久しぶりです!お元気でしたか?

御句拝読しました。まず私は特殊な感情をもって鑑賞しますことをお伝えします。
まず、エリカは私の歳時記に載っていなかったこと。
花の名前だとは思いましたが、私の親友の奥様の名前がエリカさんであること。
俳句の中にエリカとだけ出てきたら、私は花の名前とは思わず人名と思い、彼女のことを思い浮かべること。

そうした背景から、御句は、私の親友の心境を詠んだ句のように感じました。最後の「咲く」も、上記のような背景から、これがないとまんま人名になってしまい、季語ではなくなってしまいます。
ですからこのままいただきますけど、せっかく来たので提案句を置かせていただきます。

・会えなけりゃいとしさは増すエリカ咲く

サザンの歌みたいになってきました。コウさん、今日はこれで!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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