俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1267ページ目

「父の日に父の言葉が木漏れ日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 父の日に父の言葉が木漏れ日

善友さん、こんにちは。
御句拝読しました。
添削ということで二点お伝えします。
一つ目は、下の句が四音で字足らずになっていて尻すぼみになっていることです。
二つ目は、「木漏れ日」は夏井先生に言わせると凡人ワードとのこと、雰囲気がよく季語ではないので使いやすいからでしょう。上手く使えばもちろんいいのですが、「またか」と思われる可能性大です。

提案句は、先のお二人に一票ずつ入れさせていただきました。
よろしくお願いします。

点数: 0

「ご立派な蜘蛛の巣軽く引きちぎる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ご立派な蜘蛛の巣軽く引きちぎる

つちや郷里さん、こんにちは。
拙句「歳時記〜更衣」にコメント有難うございました。俳句は想像の文芸とは言え、作者の思った通りに読んでいただくとやはり嬉しいです。

御句拝読しました。とても考えられた句だと思いました。皆さんがもうおっしゃっていますが、「ご立派な」に秘められたアイロニー、「立派」と「軽い」の対比、「軽く」という文字通り軽い副詞と「引きちぎる」という過激な動詞の合わせの妙など、なかなかのものだと思いました。

かなり、読み手の想像力が試されますね。ここまで精緻に作った蜘蛛の巣であり、生きるために必要なものかもしれないけれど、私たち人間には…
ということでしょうか。
私はこのままいただきます。

実は私も、このお題の回に、似たような句を出しました!

点数: 1

「梅雨晴れに土に馴染んで眠る猫」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅雨晴れに土に馴染んで眠る猫

鼻さん、こんにちは。
御句拝読しました。私も何度も猫を亡くしているのでお気持ちお察しします。

お気持ちとしては、土に還ったかどうか心配しているとのことですので、

・梅雨晴や猫は土へと還りしか

みたいなのもありかとは思います。

原句では、アスファルトではなく、土の上で気持ち良さそうに眠る猫ちゃんの様子とも取れます。もっとも、それでもいいですけどね!

点数: 1

「雲間より土星を見たり梅雨の晴」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雲間より土星を見たり梅雨の晴

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。オリジナリティのある、面白い句ですね。雲間に月は普通ですが、土星とは!

一点、「土星を見たり」の「見たり」ですが、よく言われますが、「見たから俳句になるので」、あえて言わなくていいのでは?

それより、何で土星とわかったかに興味があります。そこで、

・雲間より土星の輪っか梅雨晴れ間
・梅雨晴や雲間にのぞく土星の輪

などというのもありかと思いました。

点数: 2

「紫蘇ほぐす赤きなりし手皺ありて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 紫蘇ほぐす赤きなりし手皺ありて

シゲさん、こんにちは。
御句拝読しました。前の句にコメントした者として、拝読しました。
とても良くなっています。「音する」が紫蘇をほぐすという具体的な動作に、「記憶」が目の前の光景に変わりました!

しかし、みなさんおっしゃるように、やはりまだ、「これだけは入れないとわかってもらえないだろう」というお気遣いが強いような気がします。

・赤紫蘇をほぐす祖母の手染まりをり
・紫蘇ほぐす祖母の手赤く染まりけり

ここは、皺よりもお祖母さまを入れた方がいいと思いました。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

何もかも高い世なれどカーネーション

回答数 : 19

投稿日時:

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 24

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

山里の水尾遠しや霧時雨

作者名 回答数 : 6

投稿日時:

鷹舞うやパの字が欠けしパチンコ屋

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 2

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バーガー椅子夏恋女子とおかま馬鹿にし

作者名 おいちょ 回答数 : 0

投稿日時:

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