俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1255ページ目

「幾重にも翠の滝の奏でる遥か」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 幾重にも翠の滝の奏でる遥か

水上湊さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。そしてコメントも。ご友人のお宅はなんともすごい立地なのですね?門から玄関まで、そんなにあるとは?我が家はゼロメートルですが(笑)。

まず御句、俳句は五七五が基本なのですが、五七七になっていますね。
この調整から始めたいです。

御句では、まず、ご友人の家のことをお詠みになっているとは全くわからず、どこかの渓谷の風景のように読めますが、それはそれでよろしいですか?

・友の家の玄関遥か風薫る

即吟で恐縮ですが、こういうことですよね?
あまり色々伝えようとしますと、かえって何も伝わらないこともありますので、とにかく門から玄関までが遠かった!ということを言うのでも意味があると思います。

点数: 1

「風薫るふと寝入るかな昼下り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風薫るふと寝入るかな昼下り

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。
風薫る爽やかな日には、つい眠くなりますよね。

御句、中七を「かな」で詠嘆するケースはあると思いますが、俳句ではあまり好まれない「三段切れ」になりやすいリスクがあると思います。
現に御句もそんな印象が。

・風薫るふと寝落ちする昼下がり
・薫風や舟漕ぎ始む昼下がり

点数: 0

「行く春や水車をまわす水ぬるむ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 行く春や水車をまわす水ぬるむ

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
妻の友人が先ごろ安曇野に引っ越しました。妻が先日訪ねてきましたが、いいところだったようですよ!

私は、せっかくですから安曇野を入れたいと思いました。

・行く春や水車は回る安曇野に
・行く春や安曇野に水車は回る

点数: 1

「吾子の歯の二本目抜けて山笑う」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 吾子の歯の二本目抜けて山笑う

コウさん、こんにちは。
御句拝読しました。
確かに俳句ポストでは、月曜より火曜、火曜より水曜がいいのは疑いのないところですが、どの曜日にも載らない全ボツの句もたくさんあるのです(複数回経験者)。
月曜は、類想かもしれませんが、基本は出来ているわけですし、先生もかねてより、「類想が悪いわけではない」とおっしゃっていますよ。

御句も、お子さんの成長を微笑ましく見守る親の愛情と、山笑うという壮大な季語が上手くマッチしていると思います。いい句だと思います!

ただ、それだけに、同じように考えて投句なさる方が多くなり、結果として一句を選びづらくなるということですね。

先生がよくおっしゃる、「もうひとつ発想を飛ばす」というのを私もやろうと思うのですが、なかなか上手くいきません。

長々と失礼しました。また来月を楽しみに待ちましょう!

点数: 3

「お寿司よと声の聞こえる植田かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: お寿司よと声の聞こえる植田かな

シゲさん、こんにちは。
別に「すみません」なんておっしゃることないですよ!もちろんご謙遜だと思いますが。
ここは講師の先生とかはいなくて、その代わりに参加者が交互に評価し合う場です。ご遠慮なくどうぞ!

さて御句拝読しました。季重なりの点は竜子さんがおっしゃっていますが、私は、「お寿司よ」は、季重なりというよりも、取り立てて必要のない情報ではないかと思いました。「お寿司」などとあるので、「えっお祭りなの?」とか、「客が来ているか?」等の特別なことを想像してしまいます。
もちろん、本当にそうであるならそれでいいのですが、私は、シゲさんの詠みたかったのは、農作業に従事するお父さんに、「お昼ごはんですよ〜」とお母さんから、もしかしたらお子さんがお孫さんから声がかかった、やれやれ、もうそんな時間か、どれ、ひと休みするか、みたいな光景かと思いました。

ですので、竜子さんの「ご飯よ」とか、私は「お昼よ」とかでいいと思いました。
さらにあと一つ、「声の聞こえる」はもったいないですよ。「声のする」で十分です!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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