「濡れてこそ梅雨の彦根城甘し」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 濡れてこそ梅雨の彦根城甘し
ぶかっこうさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。私は若い頃に大阪勤務で、受け持ち区域の東端が彦根でした。彦根城は外から見ただけですが立派ですね。懐かしいです。
さて御句、雨に濡れたお城が甘そうと。私は初読ではよもやお菓子のようで甘そうという意味とは思わず、何か、城として防御が甘いとか、そういうことかと思ってしまいました。雨に弱いとか。
そうしたら全然違いました。壮大な彦根城をお菓子に見立てるという発想。こういうのを私も見習わなければと思いました。
彦根城がお菓子のようだとすると提案句は思い浮かびませんので、彦根城を見ながらお菓子を食べるとか、そういう句を置かせていただきます。
・甘き菓子いただく梅雨の彦根城
・甘き菓子土産に梅雨の彦根城
全然意味が違いますね、すみません。
点数: 1