「濡れてこそ梅雨の彦根城甘し」の批評
回答者 負乗
ぶかっこう様、初めまして😐
「濡れてこそ」が良いと思いました。
教科書的に、「こそ」と来たら已然形で締めたいので、
「濡れてこそ甘かれ彦根城は梅雨」
とか…
また宜しくお願いします。
点数: 0
添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 ぶかっこう 投稿日
回答者 負乗
ぶかっこう様、初めまして😐
「濡れてこそ」が良いと思いました。
教科書的に、「こそ」と来たら已然形で締めたいので、
「濡れてこそ甘かれ彦根城は梅雨」
とか…
また宜しくお願いします。
点数: 0
添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
目線は面白いですし、中身は俳句っぽいと思います。
最後「甘し」と断定しています。
作者が梅雨の彦根城のことを「甘い」と断定する点を受け手に共感させるべきだと思うのですが、「濡れてこそ」というだけでは足りていない気がします。
そもそも「梅雨の彦根城」なので、濡れているのは連想できるので「濡れてこそ」は不要かもですね。
なので、「甘そうな理由」を句の受け手に届けるべきかと思います。
いちばんストレートなのはコメントにある「寒天菓子のようだ」を使ってしまうことですが、説明を減らして描写に寄せると面白い句になるのではないでしょうか。
例えば、という提案の句を置いておきます。
・寒天菓子の甘さよ梅雨の彦根城 (上五「寒天菓子の」の字余り)
・甘さうに光れる梅雨の彦根城
・てらてらと甘そう梅雨の彦根城
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 なお
ぶかっこうさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。私は若い頃に大阪勤務で、受け持ち区域の東端が彦根でした。彦根城は外から見ただけですが立派ですね。懐かしいです。
さて御句、雨に濡れたお城が甘そうと。私は初読ではよもやお菓子のようで甘そうという意味とは思わず、何か、城として防御が甘いとか、そういうことかと思ってしまいました。雨に弱いとか。
そうしたら全然違いました。壮大な彦根城をお菓子に見立てるという発想。こういうのを私も見習わなければと思いました。
彦根城がお菓子のようだとすると提案句は思い浮かびませんので、彦根城を見ながらお菓子を食べるとか、そういう句を置かせていただきます。
・甘き菓子いただく梅雨の彦根城
・甘き菓子土産に梅雨の彦根城
全然意味が違いますね、すみません。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
梅雨の雨に濡れている彦根城を見て、寒天菓子を連想して甘そうだなと思ったところから。