俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1568ページ目

「子守唄しづかに終へていぬふぐり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子守唄しづかに終へていぬふぐり

慈雨さん、こんにちは。
再訪です。拙句「雛飾り」に、的確なコメントを有難うございました!目の覚める思いで、なんだか、感動で震えました。
これほど的を射たアドバイスはなかなかいただけるものではありません。私の考え方が未熟だったこともわかりました。
慈雨さんは、上から目線でなく、対等に、というか、相手の立場を理解した上で寄り添ったアドバイスができる方ですね!俳号の通りです。
本当に有難うございました。これからもよろしくお願いします!

点数: 2

「梅が香にいま恍惚の迷子かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅が香にいま恍惚の迷子かな

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい!というか、私はお年寄りの様子を想像しました。恍惚という言葉から、有吉佐和子さんの「恍惚の人」を思い出したからかもしれません。
しっかりと目的を持って家を出たつもりでも、途中で梅の香りに取り憑かれ、前後不覚になって迷子になってしまう。
会社では、親御さんがこのようになって保護され、頻繁に迎えに行く社員がいます。こぼしています。
このままいただきます。

点数: 0

「風船や風を乗りつぎ海原へ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風船や風を乗りつぎ海原へ

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは素敵な句です。いいなぁー。中七がいいですよ。風に乗りとか、風に吹かれてとかは思いつきますが、風を乗りつぎ!
電車でどこかへ行くのもそうですが、乗り継ぎ乗り継ぎで行くほうが大変です。この風船が、海原へ行くのが風まかせの楽々だったわけではなくて、それなりに苦労したのだよという気持ちが、そう言ってはいませんが読み取れますよ。上手いなぁ。
行き先もいいですよね。風の船だから海へ。広々として気持ちいいです。

「風船や」の「や」切れが相応しいのかはちょっと悩みましたけど、代案が出ない。ということはこれでいいのだろうということで、このままいただきます!

点数: 1

「凍返るしじまに耳の鳴りにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 凍返るしじまに耳の鳴りにけり

頓さん、こんにちは。
拙句「雛飾り」に熱のこもったコメントを有難うございました。勉強になります。
私は、季語について、ずっと考えていますのが、その季語が見えないとか、いないとか、なくなったとかの場合には、果たしてそれは季語と呼べるのか?ということです。このたび、慈雨さんが、個人的な見解とはおっしゃりながら的確な示唆をくださいましたので、大いに参考になりました。頓さんのご意見も参考にさせていただきます。
また私は、実生活では、季節の飾り物は、ためらうことなく早めに出しておりますので、ご安心ください(笑)。

さて御句拝読しました。少し前から認識していましたがコメントできておりませんでした。
御句とは直接関係ありませんが、つい一昨日、長いこと一緒にある活動をしてきた仲間が、耳鳴りとめまいがひどいので活動を抜けるとのことでした。私はどちらもまだ経験していませんが、辛いことだと思います。
御句の耳鳴りはこれとは関係ないものだと思いましたが、そんなことを思い出しました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「梅まつり野点で正座足痺れ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 梅まつり野点で正座足痺れ

猛虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。慈雨さんと似たようなコメントになりますが、ご容赦ください。
御句、実にもったいない。
この季節の一番のイベントである梅まつりに参加して、しかも野点を楽しんだというのに、足が痺れたというのでは。
いや、もちろん、確かに足は痺れたのでしょう。日記とかならいいですし、友達に話すのであればウケるでしょう。
でも俳句ですから、そこはちょっと風情とか、詩情とかを伝えたいですね。
その簡単な方法は、結論を言ってしまわずに、たとえば御句では、「長いこと正座をしていた」にとどめると、読み手は、「ああ、この人は足が痺れたのではないかな」とか想像してくれる、そういう作りだといいと思いますよ。

・梅まつり野点の正座の長きかな

これがベストとかではないですよ、例えばです。

・梅まつり君と正座の野点かな

これは嬉しくて、痺れを我慢していた句です(笑)。

さらに、

・梅の枝添えて出される野点かな
・梅の香を合わせ一服野点かな

この二句は、せっかくの梅の季節のイベントであるということを加えてみたものです。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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