俳句添削道場(投句と批評)

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梅まつり野点で正座足痺れ

作者 猛虎  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨日に野点に参加しまして正座の体勢で終わった後に足が痺れた事を説明しただけの一句ですが。変に購買や白梅を季語で使うより単純に「梅まつり」にした方が良いかなと。

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「梅まつり野点で正座足痺れ」の批評

回答者 いるか

猛虎さん、こんにちは

御句拝読しました
皆さん熱心に鑑賞/分析していただいてますね
ありがたいことです

さて、私からも一つ
なおさんは結論を言わない手法を取られましたが、私からは原因の方を言わない方が良い理由をば
俳句では~だから~したのような因果と呼ばれる原因結果を語るのを嫌います
それは頭で考えた理屈の俳句だからですね
そこは素直に結果だけを言い原因を読者に考えてもらう方法です
例えば一つ
 白梅の野点の足の痺れかな

とするとなぜ足がしびれたのだろう?
あの華麗な白梅に見とれたのだろうか?
と少し風情が出てくると思いませんか?
そんな感じです(語彙

今後ともよろしくお願いします

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★★★★★

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「梅まつり野点で正座足痺れ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

猛虎さま、こんばんは。
野点ですか。面白い体験をされたのですね!
ひとまず、①五七五の基本形、②季語を一つ入れる、③意味がわかる、という3点をクリアされているので、俳句の形にはなっていてホッとしました。

その上で、ご自身のコメントにあるように、「説明しただけ」の句になってしまっているのが勿体ないですね。「俳句は説明を嫌う」ことを覚えておいてください(報告文のようになってしまい、詩情がなくなるからです)。
厳しい言い方をすれば「梅まつりで野点をしました。正座をして足が痺れました」という日記を五七五にしただけ、という印象です。どこに感動があるのかわからないのが一番の問題です。
作者として、どんな感動を伝えたいのかまずははっきりさせましょう。

とりあえず、原句の内容のままで俳句らしく整えると、
・梅祭り足痺れたる野点かな
となります。「正座」は言わなくてもわかりますのでカットで。

あとはご自身でよく推敲してみてください。梅祭りに行って、野点をして、一番伝えたい感動が「足が痺れたこと」で本当にいいのでしょうか?

P.S.
これまでの句にも多くの方がコメントされています。
猛虎さんが指摘された内容を理解できているのかわからないので、初心者のうちは特に、「理解できた」のか「納得いかん」なのか、一言でも返信されるといいですよ。

点数: 3

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「梅まつり野点で正座足痺れ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

猛虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。慈雨さんと似たようなコメントになりますが、ご容赦ください。
御句、実にもったいない。
この季節の一番のイベントである梅まつりに参加して、しかも野点を楽しんだというのに、足が痺れたというのでは。
いや、もちろん、確かに足は痺れたのでしょう。日記とかならいいですし、友達に話すのであればウケるでしょう。
でも俳句ですから、そこはちょっと風情とか、詩情とかを伝えたいですね。
その簡単な方法は、結論を言ってしまわずに、たとえば御句では、「長いこと正座をしていた」にとどめると、読み手は、「ああ、この人は足が痺れたのではないかな」とか想像してくれる、そういう作りだといいと思いますよ。

・梅まつり野点の正座の長きかな

これがベストとかではないですよ、例えばです。

・梅まつり君と正座の野点かな

これは嬉しくて、痺れを我慢していた句です(笑)。

さらに、

・梅の枝添えて出される野点かな
・梅の香を合わせ一服野点かな

この二句は、せっかくの梅の季節のイベントであるということを加えてみたものです。
よろしくお願いします。

点数: 1

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