「賑はへる街を眼下に花は葉に」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
熊本城と青い空の写真ですね、見てきました。たしかに、俳句単体ではその光景は見えてはきませんね。写真俳句と句単体ってバランス難しいんですねー。
火の國のまちを眼下に花は葉に
点数: 1
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作者 長谷機械児 投稿日
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
熊本城と青い空の写真ですね、見てきました。たしかに、俳句単体ではその光景は見えてはきませんね。写真俳句と句単体ってバランス難しいんですねー。
火の國のまちを眼下に花は葉に
点数: 1
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回答者 イサク
おはようございます。
自解のとおり、この句で城は見えてきませんね。
「眼下」の単語が独り歩きしている印象を受けます。
季語「花は葉に」でなかったら飛行機まで連想させるような上五中七かと。
逆に季語「花は葉に」で山桜を想像させるような印象もありますが、「街を眼下に」なので人里離れるわけでもなく。
ちょっと風景の着地点が難しい句ではありました。
「熊本城天守閣完全復旧」という主題から「賑わへる街」を出したのはわかりますが、兼題写真俳句は、写真(画像)と主題と句単独の完成度のバランスが難しいですね。私は好成績をとったことがありません。
・熊本の街を眼下に花は葉に
点数: 1
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4月に入って、記念日俳句もまた作り始めました。といって、この句自体は記念日俳句として作ったものではないですが。
4/6は「城の日」(単純な語呂合わせ)。城の俳句自体は、記念日に関係なくこれまでも幾らか作っていて、その中でも今後どこにも出せないものを投句。
瀬戸内・松山国際(中略)コンテストの課題写真の中に「熊本城天守閣完全復旧」というものがあって、その写真の句として投句したものです。快晴の空の下、見上げる構図で撮られた天守の写真。では天守からはこちら側(≒復興して、変化もしただろう熊本の街)を見下ろしているのだろうということで、城からの視点で詠んでみたもの。写真俳句として作ったものなので、この句単独では弱い(というか、普通に高台からの眺めでしかない)かもしれませんが。