俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1444ページ目

「小春日の行き来賑わう山の道」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 小春日の行き来賑わう山の道

頓さん、こんにちは。
拙句「獲れ高」にコメント有難うございました。素敵な鑑賞をしてくださいましたね。
焚き火を囲むのは、漁師さん、釣り人、海女さん・・・色々考えられると思いますが、楽しんでいただけたら嬉しく思います。

御句拝読しました。小春日和なので山の道も賑わっているのでしょうね。
私も小春日という季語は、小春日の山道というように形容詞的にお使いになるのもいいのですが、冬なのに春のようだというかなり力のある季語と思いますので、「小春日や」といったん切れを入れると、より季語が引き立つと思います。

・小春日や往来多き山の道

よろしくお願いします。

点数: 1

「冬の朝襖の鳥が飛び立ちぬ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬の朝襖の鳥が飛び立ちぬ

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「獲れ高」なコメント有難うございました!ご助言参考にさせていただきます。

御句拝読しました。いい句材ですね。私の好きな落語の「抜け雀」を思い浮かべました。
季語「冬の朝」もいいのですが、もし、まだちゃんと目が覚める前ということであれば、「寒暁」という季語もあるようです。

・寒暁や襖の鳥の飛び立ちぬ

これは襖の鳥の種類が読み手の想像に任され、鷲や鷹が勇壮に飛び立つ場面も想像できますね。

もし、小さな可愛らしい鳥が何羽も飛び立つようであれば、限定的に、

・寒暁や襖の小鳥飛び立ちぬ

なども考えられると思います。よろしくお願いします。

点数: 1

「氷結期一粒落とす土星の環」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 氷結期一粒落とす土星の環

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先日の双六、足袋もそうですが、一つの句材にかける熱意は素晴らしいですね!

私はこんなのどうかなと提案させていただきます。

・衛星も見ゆる土星や初氷

初氷を復活させました。土星の環も衛星もどちらも入れようとすると私にはしんどいので、「衛星も」として、「衛星が見えたのなら環も見えたろう」と読んでくれるだろうと期待してみました。よろしくお願いします。

点数: 1

「掌をまんじりと見る霜夜かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 掌をまんじりと見る霜夜かな

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。そういうことってありますよね。

ただ、余計なお世話と言われることを覚悟でお伝えします。

めいさんは十分ご承知でお使いと思いますが、「まんじりと」は、ほとんどの場合は「まんじりともせず」と否定形を伴って使われます。
「まんじり」とは、ちょっとした居眠りのようなもので、「まんじりともせず」とは、うっかりとした居眠りもしないで、という意味です。

・掌をまんじりもせず見る霜夜

一方、「まんじりと」にはもう一つの意味があり、「じっと」という意味があります。めいさんはこれでお使いですね。
ただ、わりと使われない形だと思いますので、「まんじりと見る」という措辞に違和感を覚える方もいらっしゃるのではと思いました。ここはじっとでもいいような気がしました。

・掌をじつと見つむる霜夜かな

めいさんが、オリジナリティを求めたのであれば、余計なお世話でした。ご放念ください。

点数: 3

「焚き火して手をあぶりをる独り言」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 焚き火して手をあぶりをる独り言

なからい悠さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。確かに防火の関係で、焚き火も思うように出来なくなりましたね。特に市街地では難しいです。

御句、光景は思い浮かびます。ただ、ここからは、先のヒッチ俳句さんのコメントと似たものになりますが、私からもお伝えさせていただきます。

「焚き火して手をあぶり」では、山登りして景色眺め、とかと同様に、ごく普通、当たり前になってしまいます。
仮にそれを詠むとしても、何か添えたほうがいい。その点で下五の「独り言」は効いていますね。
ただ、句の構成が、「独り言」が独立してしまっていて、言葉は悪いですが取って付けたみたいになっているのが残念です。

私は御句を読んだ時に、

・独り言しつつ手あぶる焚き火かな

とかをまず思いました。

あるいは、コメントで「暖をとるだけでなく情緒にも」、とおっしゃっているので、

・手をあぶる心もあぶる焚き火かな

などもありかと。

手をあぶる動作を独り言と絡めて、

・独りごと手にもて遊ぶ焚き火かな

なども思いつきました。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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