俳句添削道場(投句と批評)

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焚き火して手をあぶりをる独り言

作者 なからい悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

自治体の条例で焚き火は禁止されている昨今ですが、遥か昔ではよく見かけた景色でした。
暖をとるだけではなく落葉焚きなど何か情緒的にもなじんでいた事を思い出しています。

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「焚き火して手をあぶりをる独り言」の批評

回答者 なお

なからい悠さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。確かに防火の関係で、焚き火も思うように出来なくなりましたね。特に市街地では難しいです。

御句、光景は思い浮かびます。ただ、ここからは、先のヒッチ俳句さんのコメントと似たものになりますが、私からもお伝えさせていただきます。

「焚き火して手をあぶり」では、山登りして景色眺め、とかと同様に、ごく普通、当たり前になってしまいます。
仮にそれを詠むとしても、何か添えたほうがいい。その点で下五の「独り言」は効いていますね。
ただ、句の構成が、「独り言」が独立してしまっていて、言葉は悪いですが取って付けたみたいになっているのが残念です。

私は御句を読んだ時に、

・独り言しつつ手あぶる焚き火かな

とかをまず思いました。

あるいは、コメントで「暖をとるだけでなく情緒にも」、とおっしゃっているので、

・手をあぶる心もあぶる焚き火かな

などもありかと。

手をあぶる動作を独り言と絡めて、

・独りごと手にもて遊ぶ焚き火かな

なども思いつきました。
よろしくお願いします。

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★★★★★

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「焚き火して手をあぶりをる独り言」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

お早うございます。
はじめまして。
御句読ませて頂きました。
上5中7は、焚き火の説明と言いますか、ありふれた表現と思います。
下5「独り言」とされたところに、少しオリジナリティがあり整った形になりましたね。
しかし、やはり上5中7にもう少し工夫が欲しいかなと思いました。このままでは「独り言」が強くて、季語「焚き火」が弱いように思います。
作者の措辞をなるべく変えないで、語順を変えてみました。

手を炙り独りごと言ふ焚火かな

これがベストとは言えませんが、このように語順を変えてみたりして推敲すると、より整った形が見つかることがあります。また漢字、平仮名の表記を句全体のバランスを考えて変えるだけでずいぶんと句の雰囲気が変わります。
色いろ試されて見ると楽しいですよ。
よろしくお願いいたします。

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添削対象の句『焚き火して手をあぶりをる独り言』 作者: なからい悠
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