「秋しぐれ大王松の揺らぎかな」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 秋しぐれ大王松の揺らぎかな
ヒッチ俳句さん、こんにちは。
拙句「秋時雨」にコメント有難うございました!高貴な人とか、花魁とかは、作者の私も想定していませんでした。いいですねー!
そういう想像をしてもらえるのが嬉しいです。
雨がやんだら無用の長物になる。後悔する…。ぞくぞくするようなコメントです!
さて御句拝読しました。その名の通り雄壮な大王松と、儚げな秋時雨との取り合わせですね。
ただ、単なる取り合わせにするのはイメージが違い過ぎますから、上手く合わせて一物にするわけですね。
「かな」で終わる場合は、上五で切れが入っても、中七以降が一気につながっていれば、私は流れよく読めると思います。これが、中七で切れが入って「かな」だといただけませんけどね。
私は初読で、秋時雨を下五に持ってきてはどうかと思いましたが、作者の感動が大王松の揺らぎにあるので、季語だからといって、無理やり
下五に移動しなくてもいいかと思い直しました。
一応、秋時雨を下五に持っていくパターンの提案をさせていただきます。
・大王松小さく揺れをり秋時雨
い、でもやっぱり、
・秋しぐれ大王松の揺らぎをり
か?
点数: 1