俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1421ページ目

「秋しぐれ大王松の揺らぎかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋しぐれ大王松の揺らぎかな

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
拙句「秋時雨」にコメント有難うございました!高貴な人とか、花魁とかは、作者の私も想定していませんでした。いいですねー!
そういう想像をしてもらえるのが嬉しいです。
雨がやんだら無用の長物になる。後悔する…。ぞくぞくするようなコメントです!

さて御句拝読しました。その名の通り雄壮な大王松と、儚げな秋時雨との取り合わせですね。
ただ、単なる取り合わせにするのはイメージが違い過ぎますから、上手く合わせて一物にするわけですね。
「かな」で終わる場合は、上五で切れが入っても、中七以降が一気につながっていれば、私は流れよく読めると思います。これが、中七で切れが入って「かな」だといただけませんけどね。

私は初読で、秋時雨を下五に持ってきてはどうかと思いましたが、作者の感動が大王松の揺らぎにあるので、季語だからといって、無理やり
下五に移動しなくてもいいかと思い直しました。
一応、秋時雨を下五に持っていくパターンの提案をさせていただきます。

・大王松小さく揺れをり秋時雨

い、でもやっぱり、

・秋しぐれ大王松の揺らぎをり

か?

点数: 1

「一頭の手にとどまるや秋の蝶」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 一頭の手にとどまるや秋の蝶

不尽さん、こんにちは。
拙句秋時雨にコメント有難うございました。お褒めいただき嬉しいです。ただ、秋時雨の本意が感じられないとのこと。不勉強のため、できましたら秋時雨の本意をご教示いただけませんでしょうか。どうかよろしくお願いします。

さて御句拝読しました。手に蝶が止まったのですか!いい風情ですねー。

あらちゃんさんのコメントがすべてを語ってくださっています。
冒頭、「一頭の」と始まりますと、普通は何か比較的大きめの動物のことかと思います。「一匹の」より大きな。
最後までいきますと、ああ、蝶のことだなとわかりますが。
これが狙いなら面白いと思いますが、私としては数え方とその動物は近づけたほうがわかりやすいかと思います。原句は、中七が「や」で切れていることもあり、「一頭の手」に何かがとどまっているように読めます。

・手のひらにとどまりたるや秋の蝶

一頭を外してみました。その理由は、秋の蝶が大挙して押し寄せる光景はあまり考えにくく、読み手の頭には、言わずとも自然と一匹の蝶が浮かんでいるかと。それと、蝶は確かに一頭と数えるようですが、どうもこの風情に猪や熊のような「一頭」がそぐわないような気がしたからです(個人的な感想)。
でも、オリジナリティとしては効果的ですね。
よろしくお願いします。

点数: 1

「安打0犠打2の帰路や星月夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 安打0犠打2の帰路や星月夜

慈雨さん、こんにちは。拙句「秋時雨」にコメント有難うございました。すごく色々な読みをしてくださって、作者の私でさえ思いもやらなかった想像が膨らんで、コメントを読んでいて楽しかったです。
しかし本命の①では、素直過ぎて私らしくないのですか(笑)?私はどう思われているのだろう、なんだかそちらも知りたくなってきました(笑)。

さて御句拝読しました。俳句に算用数字とは、これは慈雨さんのことですからあえてですね。

これは、
「安打無く犠打のみの帰路星月夜」
とか読み替えても面白くないですね。
原句では、野球と星月夜の距離感、グッドです。というか、星月夜は優しくて、上手くいった人を褒めてくれて、上手くいかなかった人を慰めてくれる。だから、部活などは絶妙に合うのですよ!

それより私は、犠打が二本てすごいと思いますよ。私は野球が今一つ詳しくないのですが、これって犠牲フライとか、スクイズバントなんかも犠打に入るのですか?
もしそうなら、得点に貢献していますよね?安打といっても、得点に結びつかない単打もあるのですから。
私はバントが上手い人、尊敬します!
頑張って!

点数: 1

「空のさきいただきめざす影涼し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 空のさきいただきめざす影涼し

Aさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。登山の句ですね。
空の先とは、山の仲間ではたまに使いますが、とにかく高い頂上のことですよね。登っても登ってもたどり着かない、まるで空の先にあるんじゃないか?みたいな。
暑い夏の登山では、うんざりするでしょう。そんな時に、日陰の涼しさは有難いですよね。もうひと頑張りしようか、という気になりますよ。

御句、私なら、「いただき」は漢字を使いますかね。ひらがなですと、何かをもらうみたいです。

・空のさき頂めざす影涼し

また、空の先と頂は、結局同じものになるので、どちらかを削り他の要素を入れるのもありかと思います。

・空のさき目指す岩場の影涼し

一例です。
滑落には気をつけてくださいね。

点数: 1

「吐息漏れ愛慕す花の香金木犀」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 吐息漏れ愛慕す花の香金木犀

だんばこさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。高校2年生さんですか?お若い!よくがんばりました!悪くないですよ!

でも、言いたいことはわかるのですが、なんか、「俳句を作るぞ!」ということで、無理して気取った言葉を並べてみた、そんな気がします。
その結果、先の方からも出ていますが、ブツブツとした流れで読んでいて(聞いていて)なめらかでないですね。
もっと肩の力を抜いて、普通の言葉で言ってみませんか?そうすれば、スムーズになり、字余りも解消できると思いますよ。

まず、「吐息漏れ」、これはコメントからすると、息をついたのですね?それでいいと思いますよ。
「愛慕す花の香」、要するに「好きな香り」なのですよね。最後に金木犀とくるから、花の香りであることはわかるので、言わなくても大丈夫ですよ。

さあ、ここまでをつないでみましょう。

・息つけば好きな香や金木犀
・息つけば木犀の香の流れ込む

一句目の香は「かおり」で、二句目は「か」です。「木犀」は、まあ、金木犀のことだと思ってもらっていいです。

また聞かせてください!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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