俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1394ページ目

「月冴ゆる木枯らし染みる道すがら」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 月冴ゆる木枯らし染みる道すがら

昆魚さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。コメント欄には、俳句の経験もさることながら、この句で何を伝えたかったか、どんなところを悩んだか、工夫したか等を書いてくれると有難いですよ。

ご存知のように俳句では、季節を表す季語を一つ入れることになっています。二つではいけないか?となると、別にいけないことはないのですが、一度にビーフステーキと鰻の蒲焼きを食べるみたいで、私はせっかくですから別々の日にしたいです。それと同じです。

御句では、「月冴ゆ」と「木枯」がともに冬の季語で、重なっています。お気持ちはわかりますが、一つで十分に冬の寒さが伝わってきますので、どちらか一方にしましょうか。

・月冴ゆる夜風の染みる道すがら
・店を出て木枯らし染みる道すがら

片方ずつにしてみました。どちらも、これをベースに推敲していけばいかがでしょう。

この道場は、初心者の方に親切にアドバイスしてくださる方が複数いらっしゃいますので、その方々のご意見を参考になさってくださいね。

点数: 1

「紫の太き甘藷や人にやる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 紫の太き甘藷や人にやる

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い!負乗さんワールド全開ですね!
上五中七で、芋のことを大きくて色がいいと褒めておいて、下五で「人にやる」と。なんだよ!食べるんじゃないのかよ!
ガクガクとズッコケました(笑)。

私は、人にやるとはまだ言わずに、

・手に余る色良く太き甘藷かな

なんて考えてみました。季語の説明?面白味が消えたかも。
よろしくお願いします!

点数: 1

「竹の春若葉色輝く宝石や」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 竹の春若葉色輝く宝石や

山田海斗さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。竹の春とは、いい季語をご存知ですね。季節は秋なのに、竹の緑が春の若葉の頃のように美しい様子を讃えた季語ですね。

中の句の字余りのことはイサクさんからもご指摘がありますが、とりあえず「色」を取ってしまえば七音になりますよね。

・竹の春若葉輝く宝石や

ただ、私が今回お伝えしたいのは、最後の「や」です。俳句の「や」は切れ字といって、句の途中に置いて、そこで感動を表すとか、ひと呼吸おくとか、場面転換するとかの効果があります。
しかし御句の場合は最後にあるので、関西の方が普通の語尾につける「◯◯や」のように読めてしまいます。これは解消したいと思いました。

・宝石の降り注ぐごと竹の春

竹林で見上げたら、緑色の宝石のようにキラキラ光る若葉が降り注いでくるようだ、ということです。
一般に、五音の季語は下五に置くと座りが良く、季語の感動が尾を引くので効果的です。
よろしくお願いします。

点数: 1

「歓呼消へつと粛なりし秋の暮れ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 歓呼消へつと粛なりし秋の暮れ

不尽さん、こんにちは。
御句拝読しました。初読では、すごく壮大なことをお詠みかと思いました。世界中が熱狂したパリ五輪が終わって…?いや、日本の、自民党の総裁選が終わって…?

よくわからなかったので、ご自身のコメントを拝読。
ああ、そういうことですか、と理解しました。

そういう情景であれば、もう少し具体的にお詠みのほうが伝わるのではと思いました。

・子らの声チャイムに消ゆる秋の暮

よろしくお願いします。

点数: 0

「木の実落つ職人坂は男坂」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 木の実落つ職人坂は男坂

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい句ですねー。小樽でなくても、日本には各所に職人町があり、保存されていたりしますが、それも小樽!
一度行ってみたいです。

御句、木の実落つという季語と、坂が響き合っていますが、私なら下五を男坂とせずに、なぜ男坂と言うなのかを言いたいと思いました。
なぜなら、このままですと、男坂の意味を知らない方には、職人坂の別名のように取られるかもしれないと。「曼珠沙華は彼岸花」みたいに。

・木の実落つ職人坂は急勾配

原句の良さが台無しかなぁ、と思いながら、一応置かせていただきます。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 18

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

万緑を独り占めして山登る

作者名 Yaseone 回答数 : 1

投稿日時:

なにもかも冬に入らむと縮こまり

作者名 ケント 回答数 : 2

投稿日時:

いつときの止まるくしゃみや春の雨

作者名 竜虎 回答数 : 6

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ