「竹の春若葉色輝く宝石や」の批評
回答者 めい
山田さま。宝石に例えるのは、類想です。
類想というのは、誰もが、考えそうな句だということです。
●さやさやと翡翠ささやく竹の春
ヒスイを擬人化してみました。
☺️さ の韻を踏みました。
よろしくお願いします🙇♀️
点数: 0
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作者 山田海斗 投稿日
回答者 めい
山田さま。宝石に例えるのは、類想です。
類想というのは、誰もが、考えそうな句だということです。
●さやさやと翡翠ささやく竹の春
ヒスイを擬人化してみました。
☺️さ の韻を踏みました。
よろしくお願いします🙇♀️
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回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。
初心者さんでしょうか?
御句、
◆「たけのはる わかばいろかがやく ほうせきや」
ということで、中七が九音あるのではないかと思います。
まず七音に収めることを考えたいですね。
そのためにできることがいろいろあります。以下続けます。
◆「竹の春」という季語に「竹の若葉」の映像があるはずですよね?つまり「若葉色」のイメージは季語に入っていると思います。同じことを二度言うのはあまり得策ではありません。
◆「宝石」といえば普通は「輝く」ものですので、「輝く」と説明する必要があるかどうか?省略できるのではないか?と検討してみるのも手です。
ここまでで「宝石めく竹の春」とできます。
この十一音で、御句に近しい映像が想像できるというのはわかるでしょうか?
これでさらに情報を足しつつ、音数を調整するめどが立ちました。
コメントに在る「太陽」を入れてみましょうか。
・太陽に宝石めくや竹の春
点数: 2
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回答者 なお
山田海斗さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。竹の春とは、いい季語をご存知ですね。季節は秋なのに、竹の緑が春の若葉の頃のように美しい様子を讃えた季語ですね。
中の句の字余りのことはイサクさんからもご指摘がありますが、とりあえず「色」を取ってしまえば七音になりますよね。
・竹の春若葉輝く宝石や
ただ、私が今回お伝えしたいのは、最後の「や」です。俳句の「や」は切れ字といって、句の途中に置いて、そこで感動を表すとか、ひと呼吸おくとか、場面転換するとかの効果があります。
しかし御句の場合は最後にあるので、関西の方が普通の語尾につける「◯◯や」のように読めてしまいます。これは解消したいと思いました。
・宝石の降り注ぐごと竹の春
竹林で見上げたら、緑色の宝石のようにキラキラ光る若葉が降り注いでくるようだ、ということです。
一般に、五音の季語は下五に置くと座りが良く、季語の感動が尾を引くので効果的です。
よろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 鈴蘭
こんにちは、御句拝見しました。
竹の春に心を打たれたのですね。素敵なことだと思います。
いわゆる「一物仕立て」ですから、その季語が美しいと思った感慨をなるべく斬新な切り口で述べた方がよいと思います。「若葉色」は初夏を連想させてしまう可能性が高く、「宝石のように美しい」は表現としてありふれてしまっているので、たとえば宝石みたいという感慨を別の言い方で言ってみたり。
竹の春葉脈に満ちるエメラルド
これが良いかどうかはともかく、一物仕立てにするならそんな感じが結局面白く、長く楽しめる句になる傾向があると聞きます。
(あくまでも、人に見せて高評価を受けたい場合の話です。自分の感動を自分用に記録するためということであれば、素敵なのではないでしょうか。ご参考まで。)
点数: 0
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竹林を歩いていて上を見上げたときに太陽に照らされて葉っぱが若葉色に輝やいて宝石みたいだった