俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1240ページ目

「二冊置く薬手帳やえごの花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 二冊置く薬手帳やえごの花

シゲさん、こんにちは。
御句拝読しました。私は浅学にして、エゴの花を存じませんでしたが、きれいな、爽やかな花ですね!

御句、とてもいいと思います。おくすり手帳が2冊、これがどういう意味なのかは読者の想像ですね。合わせているのがこんなに爽やかな花とは、鑑賞の楽しみがある句です。

ただ一つ、ちょっと細かいことを申し上げますと、「二冊置く」、ということは、薬局のカウンターとかに置くのでしょうから、もう薬局の中に入っていますよね。
えごの花が、そのカウンターの上の花瓶に刺してあったとかであればこのままでいいのですが、もし、薬局の外に咲いていたのであれば、

・二冊持つ薬手帳やえごの花

も考えられると思いました。まだ薬局の中に入っていない句です!

点数: 0

「桜散る宴の後の寂しさよ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 桜散る宴の後の寂しさよ

東野宗孝さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。季節をとらえた積極的なご投句、素晴らしいと思います。

御句および「桜散るされど翌年咲くけなげ」「紫陽花よ雨で輝き増しにけり」を拝読して思ったのですが、いずれも季節をとらえている反面、すでにその感情は日本人に昔からある程度共通する感情として、季語に込められていると言えるのではないかと思いました。
例えば、桜の(花見の)あとの虚しさ・寂しさ、でもまた来年は咲いてくれるから、それを楽しみに元気で頑張ろうとか。また、ほとんどの花は雨より晴天が似合うのですが、紫陽花は雨がよく似合うとかです。

ですので、今の段階ではいいと思うのですが、これからは類想類句と言って、「季語にそのことは含まれている」「もはやすでにたくさん詠まれている」と言った評価にぶつかるかもしれないと思います。

そのような時には、何かしら、東野さんらしさというものをどこかに入れるようにしていくと、オリジナリティが出て際立つのではと思います。

いまここで、何か例を挙げるといいのですが、それはまた次回にさせていただきます。
これからもよろしくお願いします。

点数: 0

「キャンキャンと近所の子犬捩花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: キャンキャンと近所の子犬捩花

竜子さん、こんにちは。
拙句「母の日」にコメント有難うございました。それって私も迷いました。もう少し他の方々のご意見を聞いたら白状(笑)しますね。

さて御句拝読しました。すみません、捩花って、ねじばなと読むのですか?そうだとしますと、四音でリズムが良くないのですが。「ねじりばな」とは読まないらしく。

・捩花や近所の子犬キャンキャンと

点数: 2

「空色のリンクコーデが呼ぶ薄暑」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 空色のリンクコーデが呼ぶ薄暑

慈雨さん、こんにちは。
拙句「母の日」にコメントおよびご提案句有難うございました。
慈雨さんは優しいなぁ。そしてなんだか、全てお見通しという感じ。まさか、①の読みをしてくださる方がいらっしゃるとは思っていませんでした。
またあらためて、自己解説させていただきますね。

御句、爽やかな句ですねー。私はリンクコーデというのを知りませんでしたが、おしゃれですね。
リンクコーデを見て夏が近づくのを知るという流れは面白いと思います。

・空色のリンクコーデに知る薄暑

でも原句もいいですよ!

点数: 1

「夏霧や触れて冷たき吾子の頬」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏霧や触れて冷たき吾子の頬

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「母の日」にコメント有難うございました。とても参考になります!

御句拝読しました。夏と言えども、霧が出るような場合は、身体が冷えることもありますよね。

ちょっと気になりましたのは、一つは、そうは言っても夏の句であれば、「冷たい」という語が冬を想像させないか、という点と、「触った頬が冷たかった」という措辞が、縁起でもない場面を想起させてしまわないか?という点です(考え過ぎかもしれません)。
そこで、「冷たい」を「濡れる」というようにしてみたらどうかと考えました。

・夏の霧微笑む吾子の頬濡らす

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 17

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

見舞ひにと買ひし苺や恋果てぬ

作者名 ちゃあき 回答数 : 2

投稿日時:

したためる一語ひとえに窓の雪

作者名 丼上秋葵 回答数 : 1

投稿日時:

口とけるもの接吻と白桃と

作者名 感じ 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ