「春深し金印よぎるひかり陰」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 春深し金印よぎるひかり陰
関とし子さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。金印の光に魅せられた、という俳句は魅力的ですねー。私は実物を見たことはなくて、歴史の教科書の写真でみたことがあるだけですが、実物をご覧になったら感動すると思います。
関さんは、もっと色々なことを盛り込みたいと。特に、金印の光の強さ、輝きのような実際の即物的な感動と、そこに込められた古代の壮大な歴史のロマンのような、この二点ですよね。
お気持ちはわかりますが、それを五七五の十七音にまとめるのは、かなり難しいと思います。一つの句は一つのテーマで、何句も詠んでみてはいかがですか?それだけの感動があれば、「金印」というタイトルで句集が出来るかもしれませんよ!
・金印の光と影や春深し
「金印」がなんのことかわかるように、「古代の」とか、「奴国の」とか、あるいは「志賀島」とか入れるのも、読み手に優しい配慮かもしれません。
・金印に古代の光薄暑かな
点数: 0